▽２４ ページ25
赤side
青｢かき氷買ってきたで〜｣
小瀧との最悪な空気のまま、救世主が現れた。
流星の後ろにはトイレから戻った神ちゃんも居た。
桃｢神ちゃんも一緒やったんや！｣
青｢さっきそこで会ったから一緒に来てん。｣
桃｢へぇ〜。ぁ！かき氷四種類持ってきてくれたん！？｣
青｢おん。何がええのか分からんかったから。｣
流星の手には、俺たちのさっきの空気には相応しくない綺麗で透き通るような削られた氷に、赤、青、緑、ピンクのシロップがかけられていた。
桃｢しげ、何にする？先に選んでや！！｣
小瀧とかみんな普段はタメ口やけど、こういうときは先輩を優先してくれる。
赤｢俺は、イチゴにしようかな。｣
赤色のシロップのかき氷を持って部屋の椅子に座る。
桃｢じゃあ、神ちゃん！どれがええ？｣
緑｢先に選んでもええの、？｣
青｢おん！もともと神ちゃんのためやし！｣
緑｢ありがとうっ、じゃあ、メロンにする！｣
神ちゃんは緑、流星は青のブルーハワイ、小瀧はピンクの桃を持って四人で食べる。
桃｢あ、そういえばシロップで味は全部同じなんやって、知ってた？｣
緑｢そうなんやぁ〜、ほな、香りなんかな？｣
桃｢香りらしいで、本間かどうか確認しようや！神ちゃん目ぇ瞑って食べて、味当ててみてや！｣
緑｢う、うんっ！｣
素直に目を閉じた神ちゃんの前に小瀧が桃味のかき氷をスプーンに乗せて、神ちゃんの口に運ぶ。
桃｢はいっ、神ちゃんどお？｣
緑｢んー、ぁ、ももっ！｣
桃｢せいかーい！！香りやから普通に分かっちゃうな、｣
さっきの空気はどこにいったのか四人仲良くかき氷を食べた。
緑｢はぁ。もう明日には帰らなきゃなんて…｣
赤｢楽しかった？｣
緑｢はい…、俺、友達とこんな風に遊ぶの初めてなんで、｣
桃｢ええ！！ほな、これからも色んな所行って遊ぼうや！｣
青｢そやなぁ。しげも四人で遊びたいな｣
緑｢ふふっ、やったぁ〜｣
隣で嬉しそうに微笑む神ちゃんを見たら、どこにでも連れてってあげたくなる。
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はるピ(プロフ) - しおりさん» コメントありがとうございます！お待たせしてしまって申し訳ございません！もちろん…海であんなことやこんなことあります…！！たくさん更新していくので待っていてください！ (2021年6月21日 23時) (
レス) id: 7efa5410cf (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 更新お待ちしておりました！このシリーズ大好きです。合宿編の海で一波乱起きるんじゃないかと今からドキドキです。これからも更新楽しみにしております^^ (2021年6月21日 22時) (レス) id: 03b3f16d34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はるピ | 作成日時：2021年4月25日 17時
