友達を大切に… (ページ5)

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真水3(ほぼ病み) ページ5

ちーずと仲良くなり、真水と話さなくなった。でもいつか、また仲良く話せるようになる…私は、そんな小さな希望を捨てられずにいた。

でも……

ある日の昼休みの時間。

真水が愛と、香恋(真水の友達・あい、かれん)と顔を寄せあって、私の悪口を言っているのを聞いてしまった。

ま「若葉凪、キモすぎ。二人もそう思うよね？」

あ「ほんと、凪ってぶりっこしててきもーい。」

か「ほんと、嫌いだわー」

悲しみを通りこして、怒りを感じた。真水から縁を切っておいて、悪口を言うなんて、真水って、そんな最低な人間だったんだ。

何であんな奴と仲良くしてたんだろう。いつかまた話せるようになる、なんて思ってた自分が馬鹿馬鹿しい。

先生に言おう、そう思った。

けど先生なんかに言えば、さらに真水たちの恨みを買うだけだ。

そう思ってやめた。

結局のとこ、先生に相談してね、って言うけど先生なんて、解決する気ゼロだし。

何なの？！本当に！

その日から、私は真水を恨むようになった。
　今まで会ってきた人の中で一番嫌いな人になった。