今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:604 hit
小|中|大
団扇を振るほど暑いころ。 ページ2
春とは思えないほどの蒸し暑さ
捨てなきゃダメだよね
「はい、俺のてるてる坊主と交換な!」
ニカッと笑ってみせた貴方
今はもう私の傍にはいない
二度と私に向かぬ愛
貴方が残した痕跡
君の声が聞こえた気がした
「おい、雨宮」
宥めてくれたっけ?
綺麗事も言えないよ
帰り道が違うだけで
「お母さん、引っ越そ」
なんて言ったよね
貴方と話しながら胸にきつく、きつく押さえ込んだ想い
もう無いのかな?
「雨宮、絵教えて」
「え、いいけどお前がやったところで…」
「ええいごちゃごちゃうるせぇ!」
「はいはいw」
頬を伝う涙が想い出を映す
こんな想い、一緒に流れていけばいいのに
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
1人がお気に入り
設定タグ:失恋 , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒狐*黎穢(クロエ) | 作者ホームページ:http:
作成日時:2017年7月21日 21時