トリップは知っている Part３

＊番外編 カオスな仲間達とスキー実習！←４ ページ7

＊-翼、狼と化す-＊




暇とかファーとか意味の分からないことをしているのに、
全く過ぎない時間はどうかしてる。

時計壊れてんじゃないの、これ。


小説の力？聞こえないなー(棒)

さっきからずっとピロピロ言ってんだけど。
これで壊れてないとか時計終わってるだろ。


それで忘れた頃に、また翼があの話を出してきた。




美「今、二人きりだよね」

『...うん』


あーくそ、ニヤつける顔もイケメンとか罪だな。

二人きりだね♡
とかどこのバカップルだよ。

翼だから許せるって？ナイナイ。




美「先生もいないよね」
『うん』



美「Aに、何しても良いよね」

『うん…ってあかんあかんあかん‼』


ヤダ怖い(白目)
怜奈ママン…助けてえええ‼






その頃の怜奈っちょ←

怜「呼ばれてる気がするけど眠い。おやすみ。」


お気楽に二度寝しやがってた((
何だよ私起きたの朝4時だぞこら。

寝てないではよ助けろ←





そして現在、翼がなんか狼みたいになってます。

そんなに欲求不満なの？
私より美人な女とラブラブしたら良いじゃんか。

いやそれは…なんかモヤモヤする。


恋愛対象としては見てないけど、
大事な仲間を盗られた気分になるし。

それなら…
でもなぁ、なんか複雑。




『ほんと、冗談はいいって。ふわぁ…』


朝早くに起きたからか急に眠気が襲ってきた。
眠い…今すぐ眠りそう。

でも目の前には狼と化した翼がいるし…

どうしよ…
いろんな意味で怖い。




翼今どんな顔してんだろ…





美「ん…」


寝 て た

散々いじり倒して寝るの⁉
何なの君。


寝顔天使かよ。


あ、やば…私もね、む…








その後来た人達によると、

寄り添って寝ている翼とAは、
寝顔が天使だったと言う。


写真を連写しても全く起きなかった二人は、

後に怜奈にボコられていました。




『二人って書いてあるけど実際私だけなんすけど』


怜「ん？」

『何もありません』






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