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太宰治との出会い ページ6

はぁ…はぁ…ここまでくれば中也も来ないかな…

私は、思わず走ってきてしまった道のりを振り返って息を切らしていると

誰かとぶつかってしまった。

「すいませ……。」

私がぶつかって、その人の顔を見ようとすると

「太宰…治…」

私がやばっと思い手で口を覆った時には遅かった。私の目の前には黒い笑顔が浮んでいた。

「いかにも、私は太宰治だが、なぜ君は知ってるのかな?あとこの雪は一体?」

…なにこれ、私の周りには雪が降ってる。

もしかして、異能力のせい?でもさっきは、なってなかった…よね?

そう思って頭を抱えると、………ん?

髪飾り…なくね?も…もしも…あれが異能力の暴走を止めるストッパーのようなものだとしたら?

私が焦っていると私の周りを取り巻く雪が吹雪となり、ゴーゴーっと音を鳴らしながら吹き荒れていた。

「離れてください…」

私は太宰治を雪の中から降ってないところに押して

「異能力!『如何なる星の下に!』」

私が唱えると周りが凍ってきた…やばいやばい…

「ストップ!ストップストップ!」

私がストップと言っているのにも関わらず凍ってくのは止まってくれない。

そういえば、太宰治って異能力…無効化だよね

「お願いします。太宰…治さん。あなたの無効化で私に」



太宰side

私は、銀髪で月のようなだが目に光がないそんな少女とぶつかった。

少女は美しく、それ故闇の中に咲く花のように儚い…。

その少女は私のことをみて

「すいませ…。」っと言った後に驚いた顔をしながら

「太宰…治…」っと言ってきたのだ。

少女はしまったという顔をしながら口を手で覆っていた。

「いかにも、私は太宰治だが、なぜ君は知ってるのかな?あとこの雪は一体?」

そうゆうと少女は周りを見渡し、今雪が降ってることに気づいたのか驚いていた。

そして、少女は意を決したように私をみて「離れてください…」っと言った。

言葉の後に私を雪の中から私を押して彼女は

「異能力!『如何なる星の下に!』」

そういうと、雪は止まったが、地面が凍り出してきた。

「ストップ!ストップストップ!」

彼女は必死に止めようとするが止まらない。どころかどんどん広がって行く。

「お願いします。太宰…治さん。あなたの無効化で私に」

私の元にきて私の裾をつかんでそう言ってきた。

「異能力『人間失格』」

そういうと、氷と雪が消えていった。

探偵社にきてしまった…→←中原中也との出会い



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作者名:ハッピー | 作成日時:2019年7月16日 22時

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