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あれから翌日。今日は休日。
部室の鍵を借りてやって来た。
早速対処していく。
演劇部の部室に何かある可能性が高いだろう。
手始めに部室内をウォッチのサーチ機能を使い、探す。
だが、こんな簡単に見つかる訳…………いたぁぁぁ！！
見つかる訳ないと思ったが、何ともあっさりと出てきてしまった。
「き、君……誰……！！」
そのサーチされ、姿を顕にした怨霊は
何と自分が持っていた印刷前のロミオとジュリエットの台本だったのだ。
「僕ですか……？」
こくりと頷くと、自己紹介を始めた。
「僕はただの怨霊ですよ。あっ、いつも体を使わせて頂きありがとうございます。」
自己紹介とは言えない言葉を並べ、
更にはサラリと体を奪っていることをカミングアウトした。
「って、あなただったんだ。というか、なんで僕の体を借りてるの？何をしてるの？」
だが、好都合。この怨霊が体を奪っていることを知れたし、話を切り出しやすくなった。
「ロミオの役の練習をしているんです。ご迷惑でした？まぁ、本番までやめる気は無いですが。」
やっぱり劇の練習に参加していたんだ。
だけど、僕よりも演技は上手くないと……。
それになんか貸してやってるのに生意気……。
「あはは……。まぁ、いいよ。貸してあげる。」
苦笑いをしながら、許可を出す。
「えっ！良いんですか？！」
意外な返答に驚きを隠せない怨霊。
「うん。だけど！一つ条件。」
と、交渉を出す。
「……それは……？」
息を飲んだように怨霊は聞いてきた。
「君は僕の体を借りて本番で演じ切れば、満足して成仏してくれる？」
確かゴロミは怨霊は思念の目的が果たされれば成仏して消えると言っていた。
この台本の怨霊ならば、何かこの台本に未練か何かがあるのだろう。
それを果たさせれば……。
「ええ！そりゃあもう！！」
見事その考えは当たり、了承もしてくれた。
「じゃあ本番の時と、それまでの練習時間、ね？」
明確に期間を提示する。
「はい！」
こうして僕は怨霊と約束を交わした。
闘いはなく、穏便に終わる気配がして良かった。
＿＿＿＿＿そう、この時までは思っていた。
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ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ワイルドボーイ登場です！これからトワイライトセブンも始まりますが、できるだけワイルドボーイに活躍してもらう予定です！じゃれあい…まだ内容は決まってませんが、頑張ります！骨は拾っておきます笑 (2021年1月25日 6時) (
レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - あ、あああ、遂に！登場！ワイルドボーイ！この日をどれだけ楽しみにしていたか…じゃれあいも楽しみにしてます。やばい、じゃれあいで尊死するわ、絶対。骨は拾ってくれ… (2021年1月25日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ジンペイはバカでアホだけど、底知れぬ優しさを持っていて欲しいです((フユは過保護過ぎる位が可愛いですね笑最推しはワイルドボーイ何ですか！ではでは、力を入れて頑張りますね！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - ジンペイくん優しいねぇぇ〜。ユキちゃん可愛いんだが？もうお母さんじゃん！私の最推しHEROワイルドボーイの登場も近いのでは！？楽しみにしてます〜！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆき猫 | 作成日時：2021年1月7日 22時
