【妖怪学園Y】重度の猫好きがYSPクラブに入ると……？3【寺刃ジンペイ】

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「ワ〜オ……。」

突如現れたミストシャドウに驚きの声が出るワイルドボーイ。

「生徒会長のラント君も変身出来るのーーーーッ？！しかもカッコイイしー！」

と、マタロウがそんなことを言った。

てか、あの人生徒会長なの？！

生徒会長…ラント……。

この人もYSP能力者なの……？

「粉砕する。塵となるがいい……！！テイッ！！」

すると、ミストシャドウは大きな宇宙人っぽい敵の顔面に蹴りを食らわせた。

一蹴り食らわせた後も、連発で蹴りを入れた。

「強い！」

その圧倒している姿にコマ君も思わずそう叫んだ。

「生徒会長……何者……？」

ふぶきも急に現れた生徒会長の変身や、

その実力に生徒会長が只者でないことを察していた。

ミストシャドウが優勢で攻撃を続けていたとき、

ワイルドボーイがドロドロの中から抜け出した。

「Baby(ベイビー)……お返しさせて貰うぜ！」

そう言ったワイルドボーイはウォッチにコマンドメダルをセットした。

【エグゼキュート】

「黄昏、乱れ撃ち！！」

ワイルドボーイとほぼ同タイミングでミストシャドウもウォッチにメダルをセットした。

【エイリアンコマンド】

「ダークブーメラン！！」

見事ワイルドアクトとダークブーメランのコンビ技が決まり、大きな宇宙人の敵と、

その頭部に居た白い宇宙人も消滅した。

「Victory(ビクトリー)……。」

またワイルドボーイは右腕の銃でハットを持ち上げた。

「粉砕……！」

と、ミストシャドウも言った。

「やったぁーー！！」

と、マタロウは飛び跳ねて喜んだ。

皆も二人の闘いぶりに目を輝かせていた。

「おーい！お前らー！俺の新しい変身見たか？！」

ジンペイは変身を解き、こちらに駆け寄ってドヤった。

「みたみた！凄かったよー！！」

マタロウは興奮気味で応えた。

「だろーー！！」

そのリアクションに満足そうにジンペイも返事をした。

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