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そんな茶番を繰り広げていたが、謎の声が話を続けた。
『ここに来ることが出来た君は、我が力を受け取るに値する。今こそ語ろう、世界に何が起こったのか……そして、君が何をするべきか……。』
せ、世界……?規模が大き過ぎてついていけない……。
というか、この声は誰なの?
何を知ってるの?やるべきこと……?
「おー!!世界に何が起こったのぉーーッ!!」
マタロウはただアニメっぽい展開になって喜んでいたが、
何か重大なことだったら……?
「どういうこと…?」
と、ふぶきも話がよく分からないらしい。
「何やら偉そうだな、古代人。」
と、メラ先輩は偉そうと言った。
偉い……昔の王様、とか。
『良く聞くのだ。世界は、__の勢力により、既に崩壊した__こに、我々は__す力を____』
今の今まで正常に聞き取れていた声にノイズが混じり、
聞き取りにくくなってしまった。
「あれ……?」
と、ジンペイも不思議がる。
「声が聞こえにくくなったな。」
九尾先輩がそう言った。
「これは……何かの妨害…?」
ふぶきはこれが第三者によるものの通信妨害と考えた。
「おーい!古代じーん!!聞こえずらいぞー!!」
と、円錐に向かってジンペイは叫んだ。
だが、それで「あ、本当?ごめんごめん」で解決できるようなものなのか?
ふぶきの考えた通りなら……何か不穏だな。
『この力を使って、__と戦うのだ。今こそ……。』
最後に言った言葉も、何やら重要なところにノイズが発生してしまった。
「終わった……?」
マタロウがもう声が聞こえなくなった空間にそう呟いた。
「何と戦えって……?」
多分何にも分かっていなさそうなジンペイが気の入っていない声で言った。
「さぁ……?」
勿論ジンペイも、「さぁ……?」と言ったふぶきも、
僕達皆が理解していないだろう。
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ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ワイルドボーイ登場です!これからトワイライトセブンも始まりますが、できるだけワイルドボーイに活躍してもらう予定です!じゃれあい…まだ内容は決まってませんが、頑張ります!骨は拾っておきます笑 (2021年1月25日 6時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - あ、あああ、遂に!登場!ワイルドボーイ!この日をどれだけ楽しみにしていたか…じゃれあいも楽しみにしてます。やばい、じゃれあいで尊死するわ、絶対。骨は拾ってくれ… (2021年1月25日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ジンペイはバカでアホだけど、底知れぬ優しさを持っていて欲しいです((フユは過保護過ぎる位が可愛いですね笑最推しはワイルドボーイ何ですか!ではでは、力を入れて頑張りますね! (2021年1月18日 0時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - ジンペイくん優しいねぇぇ〜。ユキちゃん可愛いんだが?もうお母さんじゃん!私の最推しHEROワイルドボーイの登場も近いのでは!?楽しみにしてます〜! (2021年1月18日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆき猫 | 作成日時:2021年1月7日 22時