【第1のYサークル】 ページ27
Noside
ある、石造りの神秘的な様な建築物が校内にあった。
そこの二階と思わしき場所で二人の男子生徒が話していた。
「YSPクラブがクラブ支持率で一位となりました。」
眼鏡をかけた、有能そうな秘書が言った。
「…何？」
その言葉に反応した黒髪の目が鋭い男。
「七不思議を解決したことが広まったせいで、このような結果になった様です。」
秘書の様な男はパソコンから視線を上げ、目の鋭い男に向かって言った。
「我がUFO研究クラブの支持率を上回ったと言うことか。」
少し不機嫌そうに言った目の鋭い男。
「…そうなります。」
眼鏡を直し、そう言った。
「彼らは解って居ないようだな自分達のやっている事の愚かさを。……排除するか？」
目の鋭い男は何も無い目の前の虚空を見ながら言った。
「YSPクラブを潰す……ということですか？」
秘書の様な男は目の鋭い男に尋ねた。
「…だがその前に、どうやって七不思議を解決したのか、少し興味がある。」
秘書の様な男に視線を向け、何かを要求するような目で見た。
「その件であれば、既に調査済みです。」
そう言いながら秘書の様な男はパソコンを打ち、
机に付属しているモニターを立ち上げた。
「ほぉ……相変わらず手回しがいいな。」
秘書の様な男のその言葉に感心したようだが、
期待通りと言っている風にもとれた。
そのモニターには寺刃がYSPウォッチを使い、
剣豪紅丸に変身しているところの映像が流れた。
「これはっ……？」
目の鋭い男は秘書の様な男にこの変身ヒーローのことを尋ねた。
「彼らは、YSPウォッチというガジェットで特撮の変身ヒーローの様な、おかしな格好に変身し……何らかの技を使って怨霊を撃退しているようです。」
事細かに見てきたと言わんばかりに説明をした秘書の様な男。
次々に寺刃のみならず、
小間、九尾、雷堂、姫川の変身の様子の映像が流れた。
「…変身ヒーロー………だと…？」
鋭い目つきの男は、何か知っているような、
引っかかっているような様子を見せた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ワイルドボーイ登場です！これからトワイライトセブンも始まりますが、できるだけワイルドボーイに活躍してもらう予定です！じゃれあい…まだ内容は決まってませんが、頑張ります！骨は拾っておきます笑 (2021年1月25日 6時) (
レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - あ、あああ、遂に！登場！ワイルドボーイ！この日をどれだけ楽しみにしていたか…じゃれあいも楽しみにしてます。やばい、じゃれあいで尊死するわ、絶対。骨は拾ってくれ… (2021年1月25日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき猫(プロフ) - 黒曜楼乱さん» ジンペイはバカでアホだけど、底知れぬ優しさを持っていて欲しいです((フユは過保護過ぎる位が可愛いですね笑最推しはワイルドボーイ何ですか！ではでは、力を入れて頑張りますね！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: a93230bf5d (このIDを非表示/違反報告)
黒曜楼乱(プロフ) - ジンペイくん優しいねぇぇ〜。ユキちゃん可愛いんだが？もうお母さんじゃん！私の最推しHEROワイルドボーイの登場も近いのでは！？楽しみにしてます〜！ (2021年1月18日 0時) (レス) id: 461a2e2951 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき猫 | 作成日時：2021年1月7日 22時
