遅すぎる 【猗窩座】みたらし団子バカ様リクエスト ページ13
俺と夏はあの御方の命で鬼殺隊退治に来ている。
猗「…何故お前となんだ」
『私にも分からないわ。でも折角御指名頂いたんだもの、張り切っちゃうわ。』
この娘は何故かいけ好かない。昔っからそうだ。何かと俺に突っかかって来る癖に、鬼だというのに俺の心配ばかりをする。
猗「くだらない。足は引っ張るなよ」
『そっちこそ、足でまといにならないでよね』
俺より遥かに年下のくせに、弱いくせに、口が悪ければ態度も悪い。良いのは顔だけだ。
『あ、あそこじゃない?下弦の子やられちゃってるわよ』
猗「柱がいるな、俺はそっちへ行く。お前は下弦の方を見てこい」
『ちぇーっ、分かったわよ』
やられるんじゃないわよ、とだけ残して彼女は下弦の鬼の方へ向かう。
俺は鬼殺隊の柱と戦うことになった。
強い奴を見つけた為鬼になれと言うが断られてしまった。
然し相手も中々の強さだ…だが所詮は人間。どちらが勝つか等決まっているのだ
猗「?!」
なんという力だ、掴まれた腕が取れない。何故だ。もう此奴はタヒぬというのに
早くこの場を去らねば日に当たってしまう
自らの腕を落とし離れようとした時、何者かによって腕を落とされてしまった
『何、やってんのよ…!!!』
「もう1人いただと…?!」
人間が慌て出すが此処は日が差してしまうため逃げるしか無い。
手古摺ったが今は此奴に感謝だ。逃げる途中、何か叫ばれるが構わず走り去る
猗「おい、」
もういいだろうと振り返るも彼女はいなかった
猗「何処に行ったんだ、まさか…!!」
彼奴は、下弦の鬼よりも下だった。あの場にいた鬼殺隊は下弦を倒せるレベルの者達。
つまり彼女は奴らにとっては雑魚当然だ
引き返し日陰から探すが既に彼女の姿は無く、代わりに木の枝に彼女が来ていた着物だけが取り残されていた
猗「弱い癖に俺についてくるからこうなるんだ」
らしくない。彼女を探すのも、引き返すのも全部らしくないが
気付くのが遅すぎたのだ。
頬を伝う雫だけは、彼女が大切な存在だったのだという事実を示していた。
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坂口(プロフ) - あの、玄弥さんをいれてくれませんか。 (2020年6月12日 22時) (レス) id: 00b7ed554e (このIDを非表示/違反報告)
椿 - リクエストです!甘々な緑壱が見たいです! (2019年10月26日 0時) (レス) id: 9094ec668b (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - みしろさん» みしろさんのTwitterの絵変わったんですね。呟きも再開したんですね。時々見ていました。忙しいけれど甘味処弐と他の作品自分のペースでやって下さい。 (2019年7月28日 21時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
ピザ - ありがとうございます! (2019年7月21日 20時) (レス) id: e3709cb648 (このIDを非表示/違反報告)
みしろ(プロフ) - ピザさん» リクエストありがとうございます!亀更新のため待たせてしまいますが、ぜひ書かせて頂きます!! (2019年7月20日 11時) (レス) id: 509e58e731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みしろ | 作成日時:2018年7月5日 23時