特別編vol.1ー本番ー ページ47
私と左馬刻は乱数とカメラマンの指示通りにポーズを取った。
乱数は私の条件通り、真正面から撮影する時は顔が映らないようにポーズを指定し、服によってはサングラスをかけるように言われた。
乱)「おつかれー。ちょっと休憩にしようか」
撮影開始から4時間後、1時間のお昼休憩が入った。
乱)「A、おつかれー。めちゃめちゃいいショット撮れたよー。」
「それはどうも。てか、こんなスムーズに撮影進む
なんて思わなかった。私は一般人だし、左馬刻はあ
ーだからなんか問題起こさないか心配だったんだよ
ねー」
乱)「あー。みんなに左馬刻とAが付き合ってるって教えちゃったからね。」
なんかとんでもない事言ってるんですけど?
「は?…それはまずいのでは?」
乱)「大丈夫ー!だってもしこれを口外したらどうなるか、みんなよく知ってるし」
乱数はニコッと笑うが目は笑ってない。どうやら、えげつない事になるのは予想できる。
「なるほど。だから、何も言われないのねー」
乱)「そうそう。雑誌の編集部には僕がお願いして
左馬刻にモデルをお願いしたって伝えてあるし、
Aのことは伏せてあるから気にしないでね」
驚くほど抜かりがない。逆に恐ろしいくらい…乱数は昔からよく分からないなー
左)「おい、A。さみぃ」
そう言って私に抱きついてきた
「私も寒いよ〜」
乱「ラブラブだねぇー……(チックソ左馬刻がよ」
乱数のさっき言ったセリフ後半が声が小さくて聞こえなかったが何かブツブツ言っていた
ーーーーーーーーこうして無事に撮影を終えることが出来た。
「ねぇ左馬刻?どうして、モデル引き受けてくれたの?」
左)「あぁ?…気まぐれだ。あの後乱数から報酬は倍やるって言われたしな」
金の猛者かよ。でも、優しい左馬刻のことだから、私の事心配してくれたのかな……なんて思ってみたりして。えへへ
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人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時