番外編ーヘビのお世話係ー ページ34
ヘビの飼育ケースの中は、別に手を加えなくてもいい感じの湿度と温度だった。餌は餌用の冷凍ネズミを決まった時間に与えればいいだけみたいだし、私じゃなくても誰でも出来る
「ちょっと触ってみたいなー開けちゃお」
私はケースの蓋を開けた。
そうするとヘビは頭をもたげて私と目が合った。
あ、これ逸らしたらやられそう…
我慢できないなーなでなでしようっと
「うわぁー冷たいねー君。ヘビ皮の生々しい感触」
私の後ろにいる3人にちょっと引かれた目で見られた
左)「良く触れんな」
銃)「生々しい感触…はぁ寒気が」
理)「ヘビは貴重なタンパク源だからな、小官も何度か捌いた時に触ったが、こんなに喜ぶ程ではなかったな」
「食べちゃダメだよ?オヤジさんに海の底に沈められるよー?…あ、腕に巻きついてきた」
私の腕を巻き付きながら登ってくるパイソン
「ちょっと待ってね。よいしょ」
飼育ケースから出してソファーに腰掛け、首に胴体をかけた。
「これで巻き付きやすいよね。……あれ?どこ行くの?」
パイソンちゃんは私にグルグルと巻き付き、私の顔の横から頭を出した
左)「なんか、えろいな」
銃)「そうですか?私には、ハ〇ーポッ〇ーの名前を言ってはいけないあの人とそのヘビに見えますね」
理)「大丈夫なのか?」
「んー…全然締め付けられないよ?この子いい子だよ?」
ヘビをなでなでする。
160人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
人間です - 面白い、好き、、、『甘い』ではなく『アハーンやウフーン』というところも (2020年12月6日 14時) (レス) id: 836661e0c9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:星鳴 | 作成日時:2019年8月24日 17時