第42話 ページ44
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それから数日はとても自由な時間を過ごした。
フローラは、バネッサとノエルとアスタと一緒に城下町キッカに行ったり、闇市に行ったりした。
貴『あのムカつくフッハだかセッケだか分かんないようなヤツ、本当によく分かんないわ』
ひったくりを退治して、おばあさんにお金を返して、その日はアジトに帰ったのだった。
だからフローラたちは気がつかなかった。
「魔法無効化か。見たことのない種類の魔法だった。いいや、そもそもアレは魔法かな?ヤミもなかなか面白い子をとったもんだねぇ」
「それに、フローラは大きくなったなぁ。魔力もとてつもなく大きくなってたし」
「これだから変身ぶらりはやめられないなぁ」
マル「やっと見つけた!」
「おっと」
マル「何してるんですか
.
.
魔法帝!」
そう、お婆さんに変身していたのは第28代魔法帝ユリウス•ノヴァクロノであった。
ユリ「何って、新たな魔法との出会いを求めて、城下町をぶらりだね」
マル「はい!?アナタ自分の立場分かってんですか!?」
ユリ「魔法との出会いは一期一会」
マル「だったら」
ユリ「どこでどんな魔法に出会えるか分からないからねぇ」
マル「人の話聞けよこの魔法マニア!!」
ユリ「まぁまぁ、落ち着きなよマルクス。お、お?アレはウィリアムのところの新しい子たちでは?」
ユリウスの見つめる先には箒に乗るユノとルイの姿があった。
ユリ「それでは、また新たな魔法へ会いに行こうか。ちょっと行ってくるよ」
マル「待てコラーーー!!」
マルクスが必死に叫ぶが、その努力もむなしく、魔法帝はその場から消えたのだった。
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フローラ(プロフ) - イナイレ大好き人間さんありがとうございます!期待に応えられるよう、精一杯頑張ります! (2019年7月30日 20時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレ大好き人間(プロフ) - 面白いです!!天使ちゃんメーカーっていうのがあるんですか?凄いですね!めちゃめちゃ可愛いです!応援してます。更新頑張ってください! (2019年7月30日 19時) (レス) id: ab82cf2aec (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - ありがとうございます!!!どんどん更新していきたいと思っていますので、皆様お待ち下さい! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 36855b5a89 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 手書きのイラストじゃなくても凄く可愛くて綺麗ですよ。(*^O^*) (2019年7月20日 23時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - そうなんですね、、、それなら保存出来るかどうか分からないですけどやってみます。 (2019年7月20日 2時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フローラ | 作成日時:2019年7月18日 18時