第二訓 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう ページ10
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『ぅん…?』
差し込んでくる朝の日差しに目を細め、ゆっくりと目を開く。
目の前は真っ暗で、身体を逞しい腕で抱きしめられていた。
こう見ると、やっぱり顔は整っているし、身体は立派だし……。
こやつやはり、起きていなければメチャクチャモテるのでは?
ドンドンドン
ドンドンドン
この音は…
お登勢さん?
銀時「また気やがったかババア……」
『反応しないと、扉壊されるよ?』
銀時「はぁ〜…行ってくるか」
面倒くさそうにしながらも、一度ギュッと私を抱きしめた銀時はトロトロと布団から出ていった。
もうちょっといいかな、と二度寝するつもりで再び瞼を下ろした。
だって昨日の夜はあんまり寝れなかったし。
というか寝させてもらえなかったし。
新八「ぎゃああああ!!」
…………。
やっぱり今日はもう無理みたいだ。
.
.
.
.
新八「ちょっと!きーてんの?」
銀時「オ…入った」
新八「あ、そういえばAさんはどうしたんですか?起きてこないですけど」
銀時「あ?そりゃ腰が痛いからに決まってるだろ。昨日はものすんごくはげsボゴベッ」
『おはよう新八くんっ!今日もいいお天気ね!』
新八「お、おはようございます…」
変態にも程がある。
壁に突っ込んでる銀時は放っておいて、テレビを見た。
ターミナルからの
ま、今は
ピンポーン
『誰だろうね?お登勢さんではないと…あ』
遅かった。
もう銀時玄関の方に走ってちゃったよ。
お登勢さんのはずないじゃん。
だってあの人ピンポンなんてしないでしょ?
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作者名:フローラ | 作成日時:2020年6月7日 19時