・ ページ11
ーーーーーーーーーー
新八「入国管理局の長谷川泰三っていったら天人の出入国の一切を取り締まってる幕府の重鎮スよ。そんなのがいったい何の用でしょう?」
銀時「何の用ですかおじさん」
ピンポンしたのは言うまでもなくお登勢さんではなかった。
それに気づかないまま、銀時は蹴りを入れてしまった訳なのだが。
あの後私達は、特に要件を言われないまま長谷川泰三という男の車に乗って移動している。
鼻血出てたし、後で慰謝料とか払うことになったらどうしよう……。
そんなことを考えている私には全く気がつかず、銀時は呑気に男に声をかけた。
長谷川「万事屋っつったっけ?金さえ積めば、何でもやってくれる奴がいるって聞いてさ。ちょっと仕事頼みたくてね」
銀時「仕事だァ?
長谷川「こりゃ手厳しいね。俺達もやれることはやってるんだがね」
幕府が目指しているのは天人との共生。
天人との力の差は歴然としていて、地球をエラく気に入っているので、無下には扱えないらしい。
幕府の中枢にも天人は根を張っていて、地球から天人を追い出そうなんて思想は夢のまた夢なのだ。
銀時「んで俺らにどうしろっての」
長谷川「実はな、今幕府は外交上の問題で国を左右する程の危機を迎えてるんだ。央国星の皇子が今
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←第二訓 ペットは飼い主が責任を持って最後まで面倒を見ましょう
8人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:フローラ | 作成日時:2020年6月7日 19時