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銀「糖分取らねーとなんかイライラすんなー」
貴「ホント、今日に限ってなんでこんなに日差しが強いのよ」
私は夜兎の為、傘を差しているとはいえ太陽の光に長く当たっていると気持ち悪くなる。
直射日光嫌い！
新「おいーー！！よくも身代わりにしてくれたなーー！！アンタたちのせいで、もう何もかもメチャクチャだ！」
後ろから全速力で私達を追って来るのはさっきのメガネくん。
銀「律儀な子だな〜木刀返しにきてくれたの？」
貴「いや、どう見ても違うと思うんだけど」
銀「いいよーどうせ修学旅行で浮かれて買ったヤツだし」
新「違うわーー！！役人からやっとこさ逃げてきたんだよ！違うって言ってんのに、侍の話なんて誰も聞きゃしないんだ！終いにゃ、店長まで僕を下手人だって！」
貴「完全に私達のせいじゃない……」
銀「レジも打てねー店員なんて、炒飯作れねー母ちゃんくらいいらねぇもんな」
銀時は鼻をほじりながら答えている。
汚いんだけど…
新「アンタは母親を何だと思ってんだ！！」
銀「バイトクビになったくらいでグチグチうるせー」
新「今時侍雇ってくれるとこなんて無いんだぞ！！明日からどう生きれば良いんだチクショー！！」
貴「あ、ヤバ」
メガネ君が後ろで洞爺湖を振り上げているのが見える。
念の為、私は銀時の腰にギュッと抱きついた。
____チーン
剣先が私に当たる前に、銀時がバイクの後ろを上げたみたい。
案の定、メガネ君のアソコに当たってしまったんだけど。
銀「ギャーギャーやかましいんだよ、腐れメガネ。自分だけが不幸とか思ってんじゃねぇ」
メガネ君はアソコを抑えながら地面でのたうち回ってる。
可哀想…
貴「アレ絶対痛いよね…」
思わず私は手を合わしたのだった。
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作者名：フローラ | 作成日時：2020年2月28日 18時
