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貴「好きだったよ」
レ「今は？」
貴「好き…」
レ「じゃあ、なんで別れたいの？」
貴「レンは俺と居ると、幸せになれないから」
レ「俺は音那と居る時間が一番幸せだよ？」
貴「…」
レ「音那……別れたくない」
貴「別れてほしい…」
レ「子羊ちゃんの方がよくなったの？」
貴「なんで春歌が出てくるの…」
レ「ステージ裏で抱きしめあってたじゃん」
貴「あれは…俺が少し倒れて……」
レ「それが違うなら……俺が必要じゃなくなった？」
貴「違う…」
レ「じゃあ、理由教えてよ！！！」
貴「っ…」
レ「ねぇ…理由は何？教えて？」
貴「痛い…」
レ「教えてよ」
掴まれてる手が痛い
木に押し付けられてる背中が痛い
貴「離して…」
レ「理由言うまで離さない………早く教えて」
貴「痛い！」
レ「教えろよ！！！」
ト「レン！！！」
レ「イッチー…」
ト「何してるんですか？音那の気持ちは考えたんですか？」
レ「俺が全部悪いの？なんで？音那が全部悪いのに…なんで！」
翔「レン！！いい加減にしろ！！！」
レ「っ……ごめん」
俺がレンを壊した？
三人の関係が悪くなっちゃう…
俺のせいで
翔「レン、帰るぞ」
レ「うん…」
ト「音那、大丈夫ですか？」
貴「ごめんなさい……」
ト「音那」
貴「怖い……近づかないで…」
ト「っ！？」
貴「ごめんなさい…」
ト「音那、帰りましょう」
貴「トキヤ……ごめんなさい」
ト「大丈夫ですよ」(人間不信でしょうか？手が震えてる…)
〜自室〜
ト「おやすみなさい」
貴「うん…」
なんでトキヤが怖いの？
トキヤは何もしてないのに…
貴「なんで……怖いよ…」
意味分かんない
なんでこんな風になったの？
なんで人が怖いの？
なんで人を信じらないの？
貴「なんでだよ！！！」
俺は、何も考えられなくなった
何も考えないで、泣きながら物を倒していた
貴「なんで！！！なんで……」
真「音那！居るのか？物音が聞こえてきたのだが、大丈夫か？怪我はしてないか？」
貴「真斗…」
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作者名：皇 音那 | 作成日時：2020年5月13日 22時
