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レ「皆、寝ちゃったね」


貴「うん」


俺とレン以外、疲れて寝ちゃった


レ「音那は、聖川に告白しないの?」


貴「告白は、まだしない」


レ「なんで?」


貴「俺ね、もう一人好きな人居るんだ」


レ「そうなの?」


貴「うん……こんな気持ちで真斗に告白したら失礼でしょ?」


レ「聖川なら、大丈夫だよ」


貴「そうか?」


レ「うん……聖川は良い奴だから」


レンの声震えてる……


貴「レン…?」


レ「ごめん……好きなんだ」


貴「えっ?」


レ「諦められない………音那が俺を好きじゃないことくらい分かってる……でも、諦めるのは無理だよ」


貴「レン…」


レ「キスもしたい、その先も……恋人として、ずっと一緒に居たい…」


貴「……」


レ「今だけでいいから……俺のものになって」ギュー


貴「レン、」


レ「もっと名前呼んで……抱きしめてよ」(音那は俺のものになんかならない……)


貴「レン…」ギュー


レ「わがまま言って、ごめんね」


貴「ちょっと、重い!」


って、寝やがった


重い…


貴「泣くなよ…」


カッコいい顔が台無しだぞ?


泣かせたのは、俺だけど


恋人にはならなくても、俺はずっと大好きなんだけどな〜


だから、少し子供っぽい笑顔で笑ってよ


貴「レンの笑顔好きだから」


レ「ん…」


てか、このまま寝てていいのか?


まぁ、いいか


明日休みだし


貴「俺も寝よう……レンと真斗の間…」


よし、おやすみ




〜数時間後〜


目が覚めた


おはよう


今の状況


トキヤ、読書


レン、寝てる


真斗、寝てる


音也、翔、ゲーム


那月、ゲーム鑑賞


俺、寝起き


貴「おはよ…」


ト「おはようございます」


貴「寝ちゃってた……今何時?」


那「18時ですよ〜」


貴「マジか…」


翔「音也!次は絶対負けねぇからな!」


音「それ何回目〜?」


翔「うっ…」


翔は連敗してるのか……頑張れ


ト「音那、今日は泊まっていってください」


貴「えっ?」


ト「翔達も泊まりますよ」


翔「また負けた……」


音「やったー!六連勝!」


貴「じゃあ、泊まる」


ト「聖川さん達にも起きたら言いますので」


貴「ん…」

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作者名:皇 音那 | 作成日時:2020年5月13日 22時

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