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「おはよう！」
朝の朝食は大体みんなテンション低いけど、私は食事の中で一番食べる様にしている。
だって朝食べた方がいいじゃん。なんとなく。
「朝から親子丼…食べますね…」
「これは私限定！！朝からガッツリを用意してもらうことを条件にマネ承諾したようなものだしねぇ…」
口に運べば卵ふわふわだし美味しい。
「昨日の夜とか食べてる印象無かったんで」
「あー…そっか。朝ごはん食べてるところ人に見せないからなぁ」
朝からガッツリは体にいいんだそ？
よくわからないけど。
「あの、加藤さんは…」
「Aって呼びなさい。」
「…Aさんは、なんでバレー辞めたんですか？」
影山くん隠し事苦手なんだろうなぁ…ド直球ストレート。
「知りたい？」
「…まぁ、そこそこ気になります。」
お味噌汁に口をつけた影山くんに私は笑いかけた。
「飽きたから」
食堂が静まる。
「…は？」
宮くんの抜けた顔。
影山くんの変なものを見る目。
「飽きた？」
古森くんの確認を取る声で、みんな我に返っていた。
「…バレー界七不思議の１つが“飽きたから”？エッこわ。」
古森くんのその呟きに同意するようにみんなの時計が動き出す。
「バレーボールは面白い。
…けど、拾うことに飽きちゃった。」
苦笑いを浮かべると影山くんはなんともなかったようにサラダに手をつける。
「中２のとき、初めてバレーの全中を見に行きました。」
私の顔を見ずに、ただ淡々と述べていく。
「男子の決勝を見て帰るつもりだったんスけど女子のも見に行こうって思って見たんです。」
私は当時を思い出す。
瞼の裏に浮かぶのは、あのときのコート。
みんな、全力だった。
ただ、ほんの少し相手の方が実力が上だっただけ。
「初めてでした。人のプレーに見惚れたの。」
…最後は、私のミスだった。
私の、ジャッジミスだった。
「…っていう思い出でs」
「飛雄くん女子泣かせたらアカンよ。…特にコイツ泣かせたらただじゃ済ませない。」
なんだか、感慨深かった。
私のプレーに惚れたなんて言って貰えて。
あのときの努力が漸く実を結んだ気がした。
少しだけ、視界が滲んだ。
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ももちゃ - めっちゃ好みです！最高っ！ (2022年12月15日 14時) (
レス) @page26 id: 2d9a697678 (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - 6169713mさん» ほんとですか！ありがとうございます！笑 (2019年10月22日 15時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
6169713m(プロフ) - 宮が｢ん゛ん゛っ｣ていう所めっちゃ可愛いですw (2018年9月18日 20時) (レス) id: d2af60c2d4 (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - 尚さん» ありがとうございます！星海くんですか？宮くんとの描写には力を入れてはいますが(偏見)一応名前が出てきたキャラクターとは一通り絡ませようかと。番外編のことでしょうか？でしたら恋愛書くのが苦手な中、恋愛描写を頑張ってるのが番外編ですから尚更嬉しいです (2018年7月2日 16時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
尚(プロフ) - 虹希さん» いえいえそんな！！丁寧なレス、態々ありがとうございます！これからも応援してますので〜( ´∀`)頑張ってください(笑)星海との絡みが何気に好きです(超小声) (2018年7月2日 16時) (レス) id: aff682af9d (このIDを非表示/違反報告)
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