守れ ページ15
男たちは行き止まりまで走ったところでようやく止まった
「あ"ぁ？ガキが1人で来たぜ！」
「はっ、舐めてんのかてめぇ！」
俺の後ろには一般人、騒ぎを聞いて家から出てきた人もいる
「2対1で勝てると思ってんならめでてぇ頭だなぁ」
「残念だったな、俺は1人じゃない
"
俺は玉犬を召喚して後ろに下がらせる
「絶対に守れ」
一般人は玉犬に守らせ俺はあいつらの相手をする
2対1ではあるが後ろを気にする手間が省ける
1人の男が腕から剣を生やした
「俺の個性は『
「わざわざ説明ありがとう」
「だから舐めんのかてめぇはよぉ！！」
礼を言った俺にキレて襲いかかってくる2人に俺は爆豪を思い出しつつ一発ずつ蹴りをいれる
まずは中遠距離型の拳銃からどうにかしたい
俺は都合よくひと足先にかかってきてくれた剣の男を交わして後ろにいた男に向かってまっすぐに走る
途中で最大までスピードを上げて俺は思い切り男の顔に蹴りを入れつつ片腕を折った
「あ"ぁっ！！クソ！」
痛みで腕を押さえる男にもう一発入れようとした時
「っ！！」
「もう1人いるって忘れてたのかぁ？」
後ろにいた男に横腹を切られた
痛い、血が止まらない
「っ、ハァ...」
体力も減っている中で深く切られた
もう一撃入れられそうなったところを間一髪で後ろに飛んだ
どうすればいい、どうするべきだ
応援は呼べない
人がいる以上後ろには下がれない
焦りと痛みで視界がぼやけてきた時、狭い路地に声が響いた
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作者名：春音 | 作成日時：2023年12月8日 21時
