検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:47,451 hit

103 ページ3

横になって目を閉じていたら
少し眠ってしまったみたい。


目を開けると
椅子に座り、本を読むジュヒョクさんがいた。


『…ごめんなさい、寝ちゃってた』


JU「大丈夫?」


彼は本を閉じて私の額に手を添えた。


『うん、もう平気。一人にしちゃってごめんね。』


JU「ううん。僕こそ勝手に部屋の本を読んじゃってごめん。」


『それは大丈夫だけど…面白い本なんて置いてたかな…』


JU「うん。グラフィックデザインの参考書とか。」


『ジュヒョクさんってデザイン画が好きなの?』


JU「うん、子供の時から好きだった。
本当はAさんみたいなアートデザイナーになりたかったんだ。」


少し寂しそうに笑うジュヒョクさん。


彼の家の事情を知ってるから、彼の話を聞くと胸が痛い。


『…時間ある時、一緒に描いてみる?』


JU「いいの?!」


私の言葉を聞いて、彼の表情が一気に明るくなった。


『もちろん。でもジュヒョクさんに時間があればだけど。あなたはいつも忙しいからね。』


私がそう言うと「絶対に時間つくる!」って子供みたいに笑う姿がすごく可愛くて胸がうずく。


大丈夫…

私はジュヒョクさんのことを
ちゃんと好きなんだ…

こうやって彼を思って胸が痛くなったり、うずいたりするんだから。


彼がいるならソクジンさんに会っても 大丈夫…


そう心に言い聞かせて民宿の方の建物に向かった。

104→←102 JH side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (198 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
634人がお気に入り
設定タグ:BTS , ソクジン , ジン
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - a7iamsohappysmpさん» コメントありがとうございます♪続きが気になると言ってくれて嬉しいです。ゆっくりの更新で申し訳ないです。これからも楽しんでもらえるように更新がんばります(^^) (2022年8月8日 23時) (レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
a7iamsohappysmp(プロフ) - とても続きが気になります!暑い日も続くので、体調に気をつけて、執筆続けてください😉 (2022年8月8日 16時) (レス) id: a0daac40fc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2022年7月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。