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横になって目を閉じていたら
少し眠ってしまったみたい。
目を開けると
椅子に座り、本を読むジュヒョクさんがいた。
『…ごめんなさい、寝ちゃってた』
JU「大丈夫?」
彼は本を閉じて私の額に手を添えた。
『うん、もう平気。一人にしちゃってごめんね。』
JU「ううん。僕こそ勝手に部屋の本を読んじゃってごめん。」
『それは大丈夫だけど…面白い本なんて置いてたかな…』
JU「うん。グラフィックデザインの参考書とか。」
『ジュヒョクさんってデザイン画が好きなの?』
JU「うん、子供の時から好きだった。
本当はAさんみたいなアートデザイナーになりたかったんだ。」
少し寂しそうに笑うジュヒョクさん。
彼の家の事情を知ってるから、彼の話を聞くと胸が痛い。
『…時間ある時、一緒に描いてみる?』
JU「いいの?!」
私の言葉を聞いて、彼の表情が一気に明るくなった。
『もちろん。でもジュヒョクさんに時間があればだけど。あなたはいつも忙しいからね。』
私がそう言うと「絶対に時間つくる!」って子供みたいに笑う姿がすごく可愛くて胸がうずく。
大丈夫…
私はジュヒョクさんのことを
ちゃんと好きなんだ…
こうやって彼を思って胸が痛くなったり、うずいたりするんだから。
彼がいるならソクジンさんに会っても 大丈夫…
そう心に言い聞かせて民宿の方の建物に向かった。
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み(プロフ) - a7iamsohappysmpさん» コメントありがとうございます♪続きが気になると言ってくれて嬉しいです。ゆっくりの更新で申し訳ないです。これからも楽しんでもらえるように更新がんばります(^^) (2022年8月8日 23時) (レス) id: 6c8db559e4 (このIDを非表示/違反報告)
a7iamsohappysmp(プロフ) - とても続きが気になります!暑い日も続くので、体調に気をつけて、執筆続けてください😉 (2022年8月8日 16時) (レス) id: a0daac40fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:み | 作成日時:2022年7月24日 23時