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少し不安になりながらも、男性に連れられて便利屋の事務所に向かった。
事務所って言っても、古いビルの一室。
掃除道具や山積みの段ボール、お世辞にも綺麗とは言えなかった。
「ごめんね、汚くて。ここ座って。」
男性が指差した椅子に腰かけると、机の引き出しから名刺を取り出して机に置いた。
「名前は相葉雅紀。年は32歳。」
「あ、私は永野Aです。年は25歳です。よ、よろしくお願いします。」
机に置かれた名刺と取って見ると、相葉さんの肩書きが代表取締役って書いてある。
「え！相葉さんが経営者なんですか？！」
「そーだよ。経営者っつっても短期のバイトの子達しか居ないし、会社って程じゃないけどね。だから事務所には俺しか居ないでしょ？」
確かに事務所には、来客用のソファと机、相葉さんのビジネス机しかない。
「さっそくなんだけど、Aちゃんに頼みたいのはコレなんだよね。」
「え？」
普通に名前で呼ばれてドキっとしたけど、
「どした？」みたいなキョトンとした顔で見られて、「なんでもありません。」って返事した。
相葉さんに手渡された紙には依頼主のプロフィールと依頼内容が記載されていた。
[依頼主:櫻井翔様
依頼内容:料理と掃除(依頼した日だけで良い)
時給:2000円〜(昇給あり)
場所:○◇□マンション]
本当に時給2000円だ…
そこだけを見て、口元がゆるむ。
「櫻井さんはすぐにでもって言ってるから、明日から行ってもらっていいかな？」
依頼主に電話をしていた相葉さんが、詳しい住所が書かれた紙を渡してくれた。
「はいっ！頑張ります！」
私の連絡先を残して、事務所を後にした。
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みーにゃ(プロフ) - サラさん» コメントありがとうございます。ツンツンしてる翔くんがどう変わっていくのか、楽しみにしていただけると嬉しいです(^^) (2015年12月20日 7時) (
レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - こんにちは。すごく久しぶりにコメントします。この翔くん、すごく好きです！不機嫌だけど可愛いとこもあって。バカって言われても、笑顔が見れたら嬉しいですね。櫻井さんとの距離、縮まらないかなぁ。続き楽しみにしています♪ (2015年12月19日 11時) (レス) id: 6555ab12df (このIDを非表示/違反報告)
みーにゃ(プロフ) - さなさん» コメントありがとうございます(^^)ダークな翔くんも好きなので、自己満で書いてますが、読んでいただけて嬉しいです。更新頑張ります！ (2015年12月17日 15時) (レス) id: dcc3cbdf77 (このIDを非表示/違反報告)
さな - はじめましていつもと違う翔くんが見れるのがすごくいいです。更新待っています。 (2015年12月17日 13時) (レス) id: a842c9fce8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みーにゃ
| 作成日時：2015年12月15日 23時
