レオンハルト ページ6
「今日はパトリシアと逃げてなかったんだ。」
「なっ...！僕だってやるときはやるんだ！て、ていうか、な、なんで教師なんかと和気あいあいと...！さっきまで同じ家庭教師反対派だったのに裏切者！」
「裏切者ってレオ兄ぃ...」
裏切者...なのか？
「だって俺はセンセー気に入っちゃったもんねー！」
「俺も...」
「ごめんレオンハルト、私も。」
「なっ、リヒトも兄上もユールヒェンもいったい何があってそんな...」
だって差別しなさそうだし、身長差も何となくあんまりないし...レオンハルトの反応もなんか可愛いし←結局みんな不純な動機
あ、レオンハルトがよろってしてる。洗脳とかそっち経緯のこと考えてそう。
「ブルーノ兄様！兄様だけは大丈夫ですよね⁈」
ばって振り返りながらレオンハルトが聞く。
残念だなレオンハルト。
「ハイネ先生は本当に優秀な上それを鼻にかけない素晴らしい人格者でありそれこそ真の天才であると...」
「兄様ーッ！！」
一番重症なんだよ。私もびっくりなほどに。あーあ、ハイネせんせ目が死んでる。
「さて、全員揃われたことですし、そろそろ先ほどのテストをお返ししましょうか。」
「え」
いや、え。ってなんだレオンハルト。えって。かわいいなおい。
「僕はそのために来たんじゃない。かえるッ」
「まぁまぁレオ兄ぃ、せっかく受けたんなら結果聞こうよ。」
「なっ」
「どっちが上か勝負しよーっ」
「放せバカリヒト〜ッッ」
いや絶対リヒトが上だよね？
そこからは次々とレストが返されていった。
ブルーノ兄さんは相変わらず百点満点。
カイ兄さんは八十七点。さすが。
私は予想的中の七十点。
リヒトは六十点。絶対手を抜いたよね？
そしてレオンハルトは一点…
え？！一点？！
「いや、その点数はありえない！いくら勉強が苦手だからといって！」
私もそう思う。
ブルーノ兄さんがレオンハルトから答案を受け取る。
あ、うつむいてるレオンハルトかわいい。
みんなで見てみるとあらびっくり。
すべてしっかり答えているのにすべて間違ってて、名前を記入したお情けで一点もらってる。
ほらリヒトゲラゲラ笑わない！
ブルーの兄さんも目をそらさないで上げて！
顔を覆っていてもかわいいよレオンハルト！
あ、カイ兄さんがなぐさめてる。
しかし、立ち直れそうだったレオンハルトにハイネせんせがきついお言葉を入れ、そのことがとてもショックだったらしく、逃げてしまった。
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美紀 - 名前変換出来ない小説なんですか？ (2019年3月11日 13時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - リヒト大好きだし声優兼歌手の蒼井翔太君も大好きなので最高です (2019年3月11日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：forest | 作成日時：2017年11月12日 1時
