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「おはよ。」
結論。夢ではなかった。
物音がして目を開ければ、薄く微笑む男が1人。上半身は裸のまま、下に黒色のスキニーパンツを履いている。
シャワーを浴びてきたのか、彼の髪からはぽたりと水が滴り落ちてきていた。
『･･･おはよう、ございます。』
「なんで敬語？」
こてん、と首を傾げてくるこの男を、わたしは知っている。彼は高校3年間何故かずっと同じクラスだった、角名倫太郎だ。
でも同じクラスだっただけで、それほど仲が良かったわけではない。話した記憶もせいぜい両手で数えれる程度。
「身体痛くない？無理させちゃったね。」
でも角名くんはまるで恋人を甘やかすように接してくる。学生の頃の記憶と照らし合わせても、まるで別人で。
驚きのあまり固まっていると、彼は身体が痛くて動けないと勘違いしたのか、わたしをベッドのシーツごと抱き上げた。
『え、ちょっ』
「無茶して動かなくていいよ。俺が全部してあげる。」
角名くんはおでこに軽くキスをすると、そのまま歩きだした。どうやら浴槽まで連れて行ってくれるらしい。
彼の腕の中で揺られる中、わたしは随分とリアルな夢だなと現実逃避をしていた。
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かつどんちゃん。(プロフ) - 赤羽さん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです！もっと好きって言ってもらえるようにこれからも頑張ります😊 (4月9日 7時) (
レス) id: 45cf3ca804 (このIDを非表示/違反報告)
かつどんちゃん。(プロフ) - よう。さん» そう言っていただけて嬉しいです。いいお話が書けるようにこれからも頑張ります😊 (4月9日 7時) (レス) id: 45cf3ca804 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽 - うわああああこの小説好きです！！ (4月7日 23時) (レス) @page8 id: b22b7ccd76 (このIDを非表示/違反報告)
よう。 - 短めなのに、この満足感…！！もしや、天才ですか…？少し大人っぽい落ち着いた雰囲気の物語とか好き=この物語ドタイプ！！(笑) (4月7日 22時) (レス) @page8 id: df66def1dc (このIDを非表示/違反報告)
かつどんちゃん。(プロフ) - まあさん» そう言っていただけて嬉しいです😊こちらこそコメントありがとうございます〜 (4月1日 12時) (レス) id: 45cf3ca804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かつどんちゃん。 | 作成日時：2024年3月31日 19時
