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元々綺麗なお家だけど 一応って掃除して
残るは大我さんのお部屋だ
引き出しとかなんも見ないでね そう言われたのを思い出して、緊張しながら入る
真っ白な壁にはギターとベースがいっぱい置かれてて
ほんとに音楽とずっと隣り合わせなんだな すき
えっフィギュアとか飾るんだ
意外と男の子っぽい すき
大我さんの匂いがちょっとする部屋だけでも
いろんな すき が溢れてて
大我さんはそんなこと思ってくれないんだろうなって切なくなった
ベッドに座って
ギターを弾いてる姿を想像する
こんな感じで毎日過ごしてるのかな
私はこんなところにいていいんだろうか
ぼーっとしてたら 何か外から物音がするような
気の所為?
いや 気の所為じゃない
「樹、お前の楽譜どこ置いてったの。はあ?ああうんお前さ俺が京本ん家の近くいるからって取りに行かせんなよ。京本に行くって言ってんの?言ってない?うわ絶対怒られる」
外から怒ってる声 電話かな
よく聞けば メンバーらしくて
大我さんが「樹とかがうるさそうだから」って困った顔で話してたのを思い出して
これ私 隠れた方がいいかも 直感で布団をかぶったけど
「誰かいんの?」
遅かった
ドアが開いて近づく声
バレないでくださいって願いも届かず
布団をがばっと取られる
「だれお前」
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はむ(プロフ) - こまり ,さん» コメントの通知を切っていたので返信遅れてしまいすみません!そのような感想いただけて本当に嬉しいです泣 一応完結まで下書きにあるので更新お待ちください!最後までよろしくお願いします (2022年8月15日 2時) (レス) id: 502b185181 (このIDを非表示/違反報告)
こまり ,(プロフ) - とても素敵なお話で胸がギューってなりました( ᐢ ̥_ ̫ _ ̥ᐢ )更新楽しみにしてます♡♡ (2022年8月12日 5時) (レス) @page47 id: 12b1fa3c73 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はむ | 作成日時:2022年8月5日 11時