【トリップ】黒子のバスケ【男主】

2話 ページ7

「はぁっはぁっ…ふーっ間に合ったぁ…」


入学式がはじまるのは9時からで今の時間は8時30分だ。


なんだ、まだ余裕があるじゃないか。
ゆっくり歩いてこればよかったな。


校門から中へ入り、しばらく行くとそこは部活勧誘で溢れかえっていた。


「え…これでも新設校なのか」


はっ！早くクラス見てこよう。


…そう決意して前に進もうとする。
してはいるんだが人が多いな…酔ってしまいそうだ。


こういう時背が高い人っていいよな…。


そう思いながら、歩いていると


「ちょっと君！」


茶髪の猫っぽい人に話しかけられた。


「なっなんですか？」


「バスケ部入んない？初心者でも大歓迎!!」


「あー、考えときます」


「あ、そう？じゃあ見学だけでもいいからさ！きてくれよ！」


「あ、は、はい」


はぁ…俺若干人見知りなんだよな…。
それにしてもさっきの猫っぽい人どっかで…。


…そんなことよりも早くクラスを見てこないと。


その後も色んな部活に勧誘されたのだが、なんとか教室には辿り着くことができた。

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