【トリップ】黒子のバスケ【男主】

18話 ページ44

「女の子にはあんまっスけど…バスケでお返し忘れたことはないんスわ」


火神に向かってそのイケメン顔で笑いながら言う黄瀬。


それに対して火神はいらついたらしい…。
顔に青筋が浮かんでいる。


モテるかモテないか…。
ほとんどの男子にとってそれは重要なことであろう。
これだからイケメンは…女子にモテることのありがたみが(ry


「上等だ‼︎黒子ォよこせ!!!」


俺の思考は火神の大声によって絶たれた。
試合再開だ。


黒子は火神の呼びかけに応え、またあのパスをする。
そして、火神は得意のダンクを決める。


16対17


まだ始まって3分。
お互いに全力でやりあっている。
特に誠凛。
黒子なんかは元々体力も少ない彼は皆よりも疲れているはずだ。


火神にボールが渡りフェイダウェイシュートをする。


が、それも黄瀬にとめられ黄瀬も同じフェイダウェイシュート。
ゴールに入ってしまった。

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