6話 ページ32
突然黄瀬が振り向いて、手を胸の前あたりに出した。
そして、バチィという音と共に黄瀬の手にはバスケットボールが収まっていた。
ちっ…どうせなら顔面いこうよ、顔面。
「っと!?…った〜ちょ…何!?」
「せっかくの再開中ワリーな。けどせっかく来てアイサツだけもねーだろ。ちょっと相手してくれよイケメン君」
黄瀬の問いかけに火神が凄い形相で挑発っぽく言う。
「火神!?」
「火神君!!」
「え〜そんな急に言われても…あーでもキミさっき…」
黄瀬はここで言葉を止め、何かを考えているようだ。
少しして上着をぬぎ、ネクタイを外しながら黄瀬は言った。
「よしやろっか!いいもん見せてくれたお礼」
正直イケメンがこんな動作をしてもイケメンなだけなので腹が立つ。
「……もうっ!」
リコが呆れ気味に言う。
「マズいかもしれません」
「え?」
黒子の呟きにリコは思わず声をもらす。
コートではすでに試合が始まっていた。
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カイト - 面白いです頑張ってください (2015年7月28日 3時) (レス) id: 113143dc1c (このIDを非表示/違反報告)
流時(プロフ) - ありがとうございます!更新が遅れがちですが一応妄想して蓄えてますので!w頑張ります! (2014年7月7日 22時) (レス) id: a5ef3a8ac3 (このIDを非表示/違反報告)
☆伊月由孝☆(プロフ) - 面白かったです!wwこれからも頑張って下さい!! (2014年7月7日 21時) (レス) id: eec25b8fcd (このIDを非表示/違反報告)
烏崎 - がんばってくださいw楽しみにしてます! (2014年6月6日 21時) (レス) id: e35e35fe4e (このIDを非表示/違反報告)
流時(プロフ) - 烏崎さん» 初コメありがとうございます( ^ω^ )まさかもうコメントが来るなんて思わなかったですw頑張るッス(`・ω・´) (2014年6月6日 0時) (レス) id: a5ef3a8ac3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流時 | 作成日時:2014年6月5日 19時