13話 ページ15
それから何人かの先生に挨拶をして、無事朝礼の準備が終わった。
何分か経ち、様々な色の忍装束を着た生徒が次々とやって来た。
私は、先生が集まっているところに紛れて立っていた。
しかしさすが忍たま。5年生の勘右衛門君や三郎君が
私に気づき、手を振ってくれた。
ふふっと笑いながらも私は手を振り返した。
学「朝礼を始める前に、お前たちに紹介したい人がいるのじゃ」
でてきなさいと言われ、私は学園長の所まで
小走りで向かった。
皆からの視線が私に突き刺さり、私の心拍数が更に上昇したのが分かる。
ドッドッドッと体の中から聞こえる音を消すように
「今日から事務員として学園で働くことになった中村Aです!精一杯働くのでよろしくお願いしますっ!」
と大声で言った。
そしてぱちぱちというたくさんの拍手が起こる中に
可愛い人だねや元気すぎるという声が聞こえ、ぶわっと
顔が赤くなる。
自分の顔が少し可愛いのは自覚しているが、相手に言われるとものすごく照れる。私そんな声大きかった??元気すぎたかな??でも、どちらとも良い印象で良かった。
学「Aちゃんは小松田くんの後輩である!Aちゃん、小松田くんのサポートをよろしく頼む」
『はいっ』
だから、先輩のサポートってなんだ??
◆
朝礼が終わり、私は小松田くんから事務の仕事を教えてもらうことになった。
松「事務員のお仕事は掃除したり、入門・出門のサインを貰ったり…あとは〜…」
と、この他にたくさんのことを事務員はするらしい。
意外とすることが多く、これは大変だぞと察した。
松「わかった〜?」
やばい!最後ら辺聞いてなかった…!
でもまぁ大丈夫だろうという気持ちを込めて
『あ、うん!なんとなく!』
そう!なんとなく!!!
松「よかったぁ。じゃあ今から掃き掃除しよう〜!」
『おー!』
◆
とは言ったものの範囲が広すぎる…!!
『い、今までこの広さを1人でやってたの?』
松「うん〜たまに吉田先生としているけどねぇ〜」
小松田くん…恐るべし…
松「じゃあ、僕はここからあっちまで掃くから、Aちゃんはその反対側をお願いねぇ」
「了解〜!」
よーし!やるぞー!!
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あい(プロフ) - ぽぱいさん» 分かります!! 六年生も好きなんですよね!! は組とい組が結構好きなんですよね六年生の中でwww 四年生は全員五年生もwww (2022年4月21日 15時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
ぽぱい(プロフ) - あいさん» 私、5年生が一番大好きなので早めに出したいなぁと…!みんなかっこいいし可愛いしで最高ですよね! (2022年4月21日 15時) (レス) id: 345af002c8 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 五年生も好きだから嬉しい(*゚▽゚*) 特に好きなのは、、、、決めれないwww (2022年4月19日 18時) (レス) @page9 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ぽぱいさん» 分かります!! 忍たまは尊い毎日!! (2022年4月16日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
ぽぱい(プロフ) - あいさん» 長次がトスしたら毎回アタックしてますもんねwそれと伊作先輩が舌ペロしてるの可愛くないですか?!EDで1番好きなシーン… (2022年4月16日 1時) (レス) id: 345af002c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽぱい | 作成日時:2022年4月14日 2時