Dream and reality (ページ30)

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『らしいからしょおんは絶対阻止するって9割は仕事の事しか考えてないかなー…まぁ4人ともそうだけど
ってかね、簡単にYa－Ya－yah超えるとか思わない方がいーと思う。俺がゆうのもおかしいんだけど…
Ya－Ya－yahは半端じゃないわ。マジで。
JUMPでもだいぶと超えたけどそれ以上…色々とさ、言えないんだけどある訳よ。
Hey! Say! JUMPに居た頃だと思わない方がいいと思う。俺も………薮も』

光は言いにくそうに言葉を選んでて、
やっぱり色んな知識持ってんだなって思わされた

『なんかね、違うってわかるんだわ
多分この10年…毎日死ぬ気でやってたんだろうなって…。現実甘くないって俺も知ってたけど、こっちではその気持ちがヤバい位高くてさ、いかに自分をどう観せるかとか、グループをどう活かすかとかさ…
ビジネスグループじゃないけど…志がさ、うまく言えないけど…グループに合わせるじゃなくて、個人の進化にグループが伴ってるって言うの?
だから手を抜いたら一気に突き落とされる…みたいな?』

光の言う事は昨日の収録でわかった気がする

『Ya－Ya－yahって化け物だよ、マジで』

その一言がどれ程Ya－Ya－yahがひたむきに努力し続け慢心せずに向上し続けているのかがわかった

『俺、元の世界に戻りたいって言ったけどさ、
悪い…正直複雑だ。
自分がここまで来れるって、この先もまだいける…
この世界だとそう思えるし、そう思わせる環境がある。
それに…この世界だと薮ちゃんとアイドルなんだよね、笑うだろ?元の世界でもアイドルだったんだけどさ、なんか一緒に居てもゾクゾクする
戻りたいって気持ちは勿論あるよ、マジでな。
けどこの世界に浸りたい気持ちがないかって言われたら…ごめん否定出来ない。
俺は…嬉しいんだ。薮が。
自分の事に自信持って歌っててさ、周囲がちゃんと認めてくれてる
埋もれる事なくてさ、俺が憧れた『薮宏太』がここにはちゃんと居るから…』

光はJUMPになった事を後悔した事はないかもしれない。以前そう言う話をした事がある。
ただ薮に対しては、後悔したと言っていた
それは全てを背負わせたという罪悪感かな
そう苦笑っていた
Hey! Say! JUMPには薮が居る
だから全員が自分の事を考えて動けていた
光は7年ぐらい経ってやっと気づいたと悔しそうだった
個人を活かす事を辞めた薮というパートナーに
その活力全てをグループの成長に捧げていたと言う事実に。
その時はもう手遅れで薮の意識は完全に擦り変わっていたんだと悲しそうに言った