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デビューして直ぐからずっと
事務所から見放される様に海外留学を提案された
表向きには『海外でも通用するアイドルの勉強』
つまりはデビューはしたが、期待してない
そんな存在だった
悔しい思いで留学して事務所も世間も見返すと躍起になる中『1年待って欲しい』と言ったのは薮だった

『Hey! Say! JUMPのデビューはもう少し待って欲しい』
同時デビューが事務所の意向だった
つまりは人気の下がってきた俺たち『Ya−Ya−yah』と人気が上り調子な『Hey! Say! JUMP』の同時デビュー
それは所謂『Hey! Say! JUMP』の人気を世間に知らせる為の出来レースで俺たちは捨て駒に近い
もちろん、社長の案ではないって知ってた

だからか薮は社長に直談判に行った
Ya−Ya−yahの為ではないと直ぐにわかった
俺たちは捨て駒とされても、Hey! Say! JUMPの自爆は予想出来たから。
社長との詳しい話はわからない
ただJUMPのデビューは早いと言うのは本人から聞いた
社長は薮の言葉を飲みJUMPのデビューを遅らせた

どこからかそれは世間に広がり
バッシングは酷かった
『薮は自分たちが負けるからとJUMPのデビューを遅らせた』そんな言葉が駆け抜け、
まるで薮が悪者の様に叩かれた
JUMPのデビューの取り消しもあり、Hey! Say! JUMPファンからの言葉は辛辣で、わざわざコンサート団扇で心無い言葉を向けられてもいた
それもあり俺たちは正直参っていた

海外留学の提案は事務所の中で俺たちを見放すとも取れたが社長も勧めただけに、その中には
俺たちが世間に叩かれているのを少しでも緩和する為だったのかもしれないと今だから思える
そんな中で1番参っていたのは薮で、
その薮がまた社長に『1年待って欲しい』と提案しに行った。
正直その時はその行動に理解が出来なかった

デビュー曲、俺たちの持ち歌はそれとJr時代のオリジナル曲
1年間は正直地獄の様だった
コンサートも行った
バックにHey! Say! JUMPをつけた
歌番組にもHey! Say! JUMPをつけた
勿論話題はHey! Say! JUMPだった
比較されるのは俺たち
それを提案したのも薮だった
Hey! Say! JUMPのデビューへの期待は膨らみ
彼等のデビューをコンサートで発表した

24→←22Ya−Ya−yah(side:syoon)



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設定タグ:Hey!Say!JUMP , Ya-Ya-yah , 薮宏太   
作品ジャンル:タレント
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作者名:Kanata | 作成日時:2019年9月17日 21時

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