SZになりました。

#31 ・ ページ31

遥side









携帯を開けば...









▽

1人で楽屋を出ろ。

下の自販機で待ってる。

△









の、文字。




何も起こさないようにするためにも




命令には従わないと...









｢健人くん、｣




健｢ん？｣




｢まだ時間あるよね？

自販機行ってきていい？｣




健｢あるある！

まだ大丈夫だよ！行っておいで！

気をつけてね〜｣




｢うん！行ってくるね！｣









＿ガチャッ




in 下の自販機









？｢よく、来たね。

ぶりっ子ちゃん♡｣




｢えっ...

スタッフの井手さん...？｣




井｢そうだよ？

なんか悪かった？｣

(井手さんは女性です)





｢なぜ、あんなメールを...｣




井｢は？

そんなの決まってんじゃん。

あんたが気に入らないからだよ！｣









そう言うと




私の頬に激痛が走った。




私、殴られたんだ...




だけど、そんな事でめげる私ではない。









｢Johnny'sに女の子は気に入らないと思います。

だけど私のファンの子だっています。

それにメンバーだって私の事を認めてくれてるし、｣




井｢それ、あんたの思い違いじゃないの？｣




｢えっ...｣




井｢だーかーらー、

ほんとはメンバーもあんたの事気に入らないんじゃねーのつってんだよ！｣




｢＿＿＿＿＿ッ｣




？｢てめぇに何がわかるんだよ！｣









あの声




その聞き慣れた声の持ち主は＿＿＿＿

#32 ・→←#30 ・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す