シスコン兄とツンデレ彼氏

# 〃 ページ15

HiBは結成されてる事としてお楽しみください




#You









電車でガタンゴトン




連れてこられたレッスン場は




思ってたよりも大きかった。









正直、行きたくなかった。




いくつか理由があるんだけど主に




ひとつは受験生ってこと。




もうひとつは...




他のジャニヲタさんたちはレッスン場に行けないのに




同じジャニヲタなのに私だけ行けるなんて卑怯だなって...。




お兄ちゃんがジャニーズってゆうのもあるかもしれないけど




できるだけ私もみんなと同じようにしていたい。




ってゆうのが本音。









優斗『 入るよ。いい？ 』




｢ うん... ｣




優斗『 大丈夫だかんね！ 』









午前中はHiBしかいないから、って




大丈夫だよ、って




優しい顔で微笑んでくれるお兄ちゃんに




どれだけ助けられただろう...









＿＿＿ｶﾞﾁｬｯ









優斗『 おはよー！ 』




涼『 おはよう！...ん？ 』




雄登『 おはようございま...す？ 』




龍我『 優斗くんの後ろになんかいる... 』




大昇『 背後霊...？え？ 』←









ほらやっぱり私来ちゃダメだったって...





そう思ってお兄ちゃんの袖を引っ張ったら









優斗『 俺の妹！今日だけだから！

仲良くしてあげて？ 』




涼『 あ〜！これが噂の遥ちゃん！ 』









え、私噂されてたの...？









優斗『 いつまでも後ろいにないでさ、

出てきてよ！お兄ちゃんの自慢の妹だから、みんなに自慢したいの！ 』




雄登『 たしか、同じ学年でしたよね？ 』









そう言うと那須くんに腕を掴まれて




お兄ちゃんの前に出される...









大昇『 へ!?めっちゃ可愛い！ 』




涼『 さすが自慢な妹だけあるわ〜 』




龍我『 生で初めてみた〜！ 』









レッスン場にはまだ




涼くんと那須くんと龍我くんと大昇くんしかいなくて




私に向けられる "可愛い" とか...




そんな言葉が恥ずかしくてやっぱり下を向いてしまう...









優斗『 那須...？どうしたの？固まってるけど 』




雄登『 優斗くんこんな可愛い妹隠してたなんてセコいですね 』




｢ っ/// ｣









お兄ちゃんに向けられた言葉なのに




那須くんは私の目を見て言うから




思わずドキってしちゃう。









優斗『 いいだろ〜！ 』









...満更でもないお兄ちゃんもどうかと思うけど

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