【あんスタ】守沢先輩、素直になった方が良いッスよ【守沢千秋】 (ページ3)

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千秋side

　Aは、隣の席なんだ

　授業中、Aは黒板を見つめているのに対し、俺はAを見つめている

　本当に可愛いよな…

　「……」(ｺﾞｿｺｿ

　むっ!Aが何か探している

　しかも、何やら困っているようだ

　「…教科書……」

　…教科書が無いのか？！

　如何すれば良いんだ！

　俺は教科書を貸すべきだろうか？

　つ、机をくっつけて一緒に見るパターンか？

　「み、見るか？」

　「…あ…うん、ありがとう」

　Aが机を寄せてきた

　な、何だか良い匂いが…

　…俺は変態か！

　

　Aside

　守沢くんが、教科書を見せてくれた

　意外に優しいじゃん

　「Aはこれ分かるのか？」

　「うん」

　守沢くんって私の事、名前で呼んでたんだ

　私も名前で呼ぼうかな…？

　「千秋くんは、何処から分かんないの？」

　「…えっ…」

　えっ…嫌だったのかな…？

　「…あっ、ここから何だが…」

　「ここから難しいよね…後で教えて上げる」

　「あぁ…」

　こそこそ話していたら、先生に怒られそうだったので話が終わった