story16 ページ17
『はぁ…疲れたぁ…』
今日は疲れたな…やっと寝れる…!!
と思い、ベットに思いっきりダイブしたら、
「prrrrr」
『んぅ?』
画面を見ると"甚ちゃん"という表示…何だろ
『はい、どしたの?甚ちゃん?』
絵心《どしたのじゃないでしょ晴香ちゃん、試合のデータ欲しいんだけど》
『あ、忘れてた。明日で良い?もう眠いから《駄目》えー、分かた。』
『はぁ、じゃあ行くか…』
そう言い残し甚ちゃんの部屋に向かった。目の前が隠れるくらいの書類を抱えて
『甚ちゃんもこっちまで来てくれればいいのに…』
ドンッ!
?「あ、わりぃ大丈夫か?」
そう言って手を伸ばしてくれる紫髪の男の子…
『あ、大丈夫です。ありがとうございます。』
?「あ、マネージャーの子じゃん!なぁ凪!」
凪?「え、誰それ。」
?「お前、1番最初寝てた?」
凪?「あー、そうかも…」
トントン拍子に進んでいく会話。頭に?を浮かべる。
?「あ、わりぃ俺 御影 玲王、こっちは凪 誠士郎俺の宝物だ!!」
『あ、マネージャーの黒羽晴香です。さっきはごめんなさい…』
御影「いや、あれは俺も悪かったし…ていうかどっか行こうとしてたの?」
『あ、甚ちゃんの部屋に行こうと思ってて』
御影「あ、そうだったの。じゃあ俺も手伝うよ。」
『え、いいんですか?』
御影「あぁおっし!凪ー行くぞ!」
凪「んー、面倒くさーい」
『フフッありがとうございます』
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『へー!そっか!!玲王くんは御影コーポレーションの御曹司なんだ!』
御影「え、今更?」
『?あ、うん。あんまり気にしてなかったからなあ…』
御影「…何にも思わないのか…?」
『うん。だって玲王くんは玲王くんでしょ?』
御影「フハハハッ!!やっぱお前面白いな!」
『ぇぇぇぇ?!何か失礼じゃない!?』
御影「いや、俺ってさ金持ちだからさ、高校いた時もキモイやつらばっかり寄ってくるわけ。
けど晴香は、俺の外見じゃなくて内面を見てくれたから、嬉しかったんだ。」
『そっか!!それは良かった!』
御影「((ボソッ…お前何かズレてんなぁ…」
『?なんか言った?』
御影「いや何でもない、」
ところで皆さん不思議に思いませんか…?なぜずっと話してるのが玲王くんだけなのか…それは
凪「スピー…」
凪くんが寝ているからである。
御影「ほんとこいつよく寝るよなぁ…」
『うん(笑)話してみたかったんだけどなぁ…』
御影「(…何だこの気持ちモヤモヤする)」
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作者名:彗。 | 作者ホームページ:http://uranai.sui.luv.com
作成日時:2023年4月26日 16時