story11 ページ12
蜂楽「お!じゃあ同い年じゃん!俺硬いの嫌いだからタメ&名前呼びでよろしく!」
『え?いいんですか?』
蜂楽「いーのっ!」
『わかった。じゃあよろしくね廻!』
?「えー、お前ずるっ!あ、俺今村遊大!俺もタメ&名前呼びでよろしく!」
チームZ「「「俺らも!!」」」
『ふふっわかった。みんなよろしくね!』
チームZ「「「「おう!!」」」」
『そういえば世一、鬼ごっこ中キレイにミドルシュート食らってたよね?今呼吸とか苦しくない?』
潔「え、あ、おう…」
『了解!でも何かあったらすぐに言ってね!』
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こうしてブルーロック生活一日目はすんなり終わった。
まぁ初日だし…当たり前か
もう夜遅いし…寝よう…
そう思い、自分の部屋に行く途中、トレーニングルームの電気がついていることに気づいた。
『え…?』
待って?誰かいる…?それとも消し忘れ…?幽霊じゃないよね…?まぁ覗くだけ覗くだけ…
『チラッ』
蜂楽「ばぁ!!」
『うぎゃぁああぁあぁあぁあァゐァァアァ!』
説明しよう。今どんなことが起こったか…
電気がついてるのを見つける→覗く→下から蜂楽が出てくる
→腰が抜ける。
『うぅぅ…廻ぅ…脅かさないでよ…マジで心臓止まるかと思ったじゃん…』
潔、蜂楽「「(やば…可愛い)」」
『どうかした?2人とも?』
潔「あ、いや、なんでもない!」
蜂楽「そうだ!晴香ちゃんも一緒にやろ!」
『え!?でも練習の邪魔になるでしょ…?』
蜂楽「全然だいじょーぶ!!」
ねっ、お願い!っと上目遣いで頼まれる…私は上目遣いに弱いんだよー!
『わ、分かったよ。でも少しだけね。』
蜂楽「わーい!」
潔「そいやさ…なんであの時俺にパスを出したんだ…?俺が蹴らなければお前は失格だったんだぞ!?」
蜂楽「んー…俺の中に怪物がいるから。」
潔「怪物…?」
蜂楽「サッカーしてるとさ、そいつが出てきて言うんだ
"ゴールを奪え、もっと踊れ"って
でも、あの時はさ怪物が言ったんだ。"潔にパスを出せってあいつの中にも怪物がいる"って。」
蜂楽「あ!でも晴香ちゃんの中にもいるんだって」
『私の中にも!?』
…自分の中に怪物がいる。どういうことだろう。
そう思いながらボールを蹴る。あぁ久しぶりだこの感触…
私は無意識にボールを蹴る。
『…』
蜂楽「!(潔と同じ眼…やっぱり晴香ちゃんの中にも怪物がいる!)」
ボンッ!
ゴールの網が揺れる、あぁ、やっぱりサッカーって楽しいな。
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作者名:彗。 | 作者ホームページ:http://uranai.sui.luv.com
作成日時:2023年4月26日 16時