目が覚めたら、太宰さんの妻ってどゆこと？！

23.たえまなく過去へ押し戻されながら一 ページ25

「同棲なんてきいてませんよ！」

敦君の大きな声が響きました。

「部屋が足りなくてねぇ」

そんな敦くんに太宰さんは、もっともらしいことを朗らかにいってやがります。

「それに、新入り二人には家賃折半が財布に優しい」

「しかし......」

「彼女は同意してるよ、ねぇ」

「指示なら」

それからは、敦くんを弄りながら言いくるめ始めてるのみやり、私は鏡花ちゃんに話しかけます。


「はじめまして、私はそこで敦くんで遊んでる男の妻の美智子です。よろひしくね」

にこりと微笑むと、鏡花ちゃんはコクりと頷きます。あぁ。かわいい。やっぱり天使。

「私の名は鏡花。好きなものは兎と豆府。嫌いなものは犬と雷」

「ふふ、かわいい。私もお豆府が好きなの。嫌いなものは不誠実な人よ。なにか困ったことがあったら、いってね」

ちらりと太宰さんのほうを見たあと、わたしはよしよしと鏡花ちゃんの頭をなでなでします！

はぁ！

なんてそらさらで綺麗で柔らかな髪なんでしょう！

うらやましいです！


鏡花ちゃんは目を見開いたあと目を細め私の手に頭を擦り付けてきました。
ぎゃんかわです。

そうこうしている合間に、敦くんを言いくるめ終えた見たいですね。


「おい、太宰。早くマフィアに囚われていた件の報告書をだせ。美智子はとっくにだしているぞ」

ちなみに、異能力については皆さんに説明済みです☆

「好いこと考えた！ 国木田君じゃんけんしない？」

「自分で書け」

「敦君。今日は君に報告書の書き方を教えようと思う」

用紙をもって言う太宰さんに敦君も呆れ顔です。

「こ......この流れでですか？」

「治さん、自分で書かないとだめですよ」

嗜めるようにいうと、えー、としょぼくれながら太宰さんはいいます。

「君達にも関わる話だよ」


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

誤字などの報告ありがとうございます！

本当に助かりました！
このように指摘をくださるとほんとに助かります。

あらかた見て修正はしましたが、時間を見つけ次第見直して訂正していきたいと思います。

誤字の多さは日常茶飯事のことなのですが、読んだとき違和感を感じたことでしょう。
本当にすみませんでした。

ただ、太宰さんの台詞で誤字になってるのが、かわいく見えてしまったわたしは末期だとおもいます。

「彼女は同意してゆよ、ねぇ」となってました(笑)
ゆるゆる文ストも、いいですなぁ、と思いました。

こんな、作者ですが温かく見守ってくださると幸いです。

豆腐について(本編ではありまさん)→←22.有頂天探偵社が見たかった二

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