目が覚めたら、太宰さんの妻ってどゆこと？！

11.大人な対応は難しい ページ13

作者より

皆さまお気に入り登録・評価有り難うございます！
先ほどランキングみたら、二位？！と驚いて、駅のホームで声をあげてしまいました(*‘ω‘ *)

このような拙い文章を読んでいただき、そしてお気に入り登録をして頂けるとはほんとに嬉しいです。

合間をぬって執筆しているため、遅い時間に更新するかと思いますが温かく見守っていただければなと思います(* ´ ▽ ` *)

誤字脱字がちらちらとありますが、見つけ次第修正かけております。

これからも、御愛読よろしくおねがいします！
では区切りの関係で短いですが本編へどぞー！

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「美知子、よかったね、やっと自由になれて」

にこにこと笑顔でそう言うのは乱歩さん。何でも知ってそうなその表情に、どきりとしながら、「はい！」と私も笑顔で返す。

「あ、とりあえず、改めて自己紹介しますね」

谷崎くんが笑みを浮かべながら声をあげました。

「僕は谷崎、谷崎潤一郎といいます。探偵社で手代みたいな仕事をやってます。それでこっちは」

「妹のナオミですわ！」

谷崎くんがいてっと、声をあげるのも構わずにナオミちゃん抱きつきながら自己紹介をしました。

これ、もしや原作の時と同じでは！

うきうきと耳を傾けます。

「兄様のコトなら、何でもしってますの♡」

ここはあえて突っ込みませんよええ。

ここで突っ込んだら文字数的にげふんげふん、えぇ、まぁ、大人の都合でできないので。

「まぁ！ なんて見目麗しい兄妹なんでしょう。素敵な兄妹ですね」

ここは、大人の対応スルーで対抗するしかありません。

「まぁ！ 嬉しいですわ！ 私たち見目麗しい兄妹ですって、お兄様ぁ♡」

って。結局はいちゃいちゃするのですね、はい。

太宰さんに、とっさに目隠しされてますが、気配でわかります。

「治さん、大丈夫ですよ？」

一応夫婦なので、名前で呼んであげましょう。
手をあっさり離してくれてすぐに見えたのが、太宰さんが、名前呼びに喜んでる姿とはこれいかに。


複雑ですが、こちらも、スルーで。

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