お兄さん【HQ】【男主】

七話 ページ8

『…っは！！』
やばい、今何時だ



目覚まし時計「8時16分」






『まじですか〜』
昨日帰ってから撮り溜めてたビデオ見ちゃったからかな〜

てゆーか倫久起こせよ〜
(倫「良い寝顔だったぜ」)


学校は8時20分に予鈴がなる
今から準備したら到底間に合わないのだ







いや、まだ諦めるのは早いでしょ〜…
とりあえず着替えて荷物を持ち家を出る


俺は皆勤賞を狙ってるんだよ！！









『っはぁ、っはぁ』


チャイムと同時に教室に入った
どうやらギリセーフのようだ


先「どうした鮎原ー。珍しいな」


『倫久のせいで〜す』


倫「俺のせいかよっ？！」


先「佐藤かわりに遅刻扱いなー」


倫「それで良いのか先生よぉっ！！！」

教室のみんなと笑いながら席に着いた。
パン今食べても良いよね((









そして昼休み

牛「Aさんいらっしゃいますか」




なんて丁寧な言葉遣いだ…
そう感動しながら若利くんに近づいていった





…あれ〜？
なんかレギュラー揃ってない？？





天「おぉー！本物の鮎原A！」

大「こら、さんだろ」

瀬「髪伸びてて気付かなかった…」

山「すげー」

白「本当に白鳥沢に…」

川「(思ったより小さい…)」



一人一人にコメントをもらいながらふと思った

『俺、みんなにクラス言ったっけ〜？』




どうやら一クラスずつまわっていたそうだ
律儀だ…





牛「貴方がノートを書いてること、部のメンバーに伝えました。是非男子バレー部に入りませんか」


やっぱりそう来たか〜
『ごめんね〜。俺高校では部活入んねーよう悠莉から言われてんだよ〜』


天「なんでー？」

『大人のじじょーってやつ〜』




牛「そこをどうにかっ…」

うっっっっっっ
俺の可愛い後輩がこんなにも頼んでいるからな〜


…まぁ、ノート渡した時点でこうなると思ってたんだけどね
『(期待してたのかな〜なんて…)』



『部活には入らないけど、お手伝いさんならいいよ〜』




白「それはどういう…」

『マネージャーや指導者の代わりってこと』


全「「！！…ありがとうございますっ！」」
『わぁ響く〜』


その日から俺は体育館に入り浸るようになった
やっぱ白鳥沢のバレー部が好きだったんだな〜と改めて思った
_________________________…
パン食べてよかったのはクラスメイトが必死に隠してたからです
ついでに先生も見逃してた

佐藤 倫久(サトウ ノリヒサ)
Aのクラスメイト兼同部屋
クラスのムードメーカー
あまり出ないです((

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