芥川しゃんに〇〇してみたorされてみた！【合作】

"桃太郎劇"してもらってみた【byぱる】 ページ21

どうしても妄想を具現化したかっただけなんですごめんなさい





やつがれちゃん関係あるのか？って疑問に思った貴方！そこはどうかお目を瞑って頂けませんか...？←





｢ﾁｯ何だお前かよ！｣っていう方はどうぞブラウザバック！








***








むかーしむかし

或所に、子供の居ないお爺さんとお婆さんが居ました








｢ねぇ、国木田く...お爺さんや｣


｢太宰貴様ｧ！一体何度間違えれば気が済むのだ!?だからあれだけ台本を読み込んでおけと...｣


｢いやいや、私お婆さんなんだけど｣


｢ﾊｯ...ｺﾎﾝ、何だね、婆さん｣


｢ｸｽｸｽ...私はそろそろ川へ洗濯へ行って参りますね｣


｢...そうか。ではオレは山へ芝刈りに行くとしよう｣








袖を口元に当ててｸｽｸｽ笑うお婆さんに、青筋を立てるお爺さん。それぞれ色々なものを我慢しつつ目的地へと向かい出しました



このように、お爺さんとお婆さんは、たまに凄絶な喧嘩を繰り広げるものの仲良く暮らしておりました








そして場所は変わりますが、此処は川です









｢却説...面倒だけれど、洗濯するか。台本には従わなきゃいけないし｣









お婆さんはグチグチと文句を言いつつも、近くの川で真面目に洗濯を始めます








｢うわぁ、何この洋服汚いなぁ...まぁ、どうせ国木田爺さんが洗い直してくれるからいっか｣







...駄目でした。お婆さんは真面目とは程遠く、いつも通りだーらだーらと怠惰に洗濯をします








そんなこんなで時が無駄に過ぎた頃


川の上流から何やら大きなものが流れてきました








｢えっと...何、あれ｣








最近、目があまりよろしくないらしいお婆さんは、何とそれが桃だと気付きません


しかも台本を先程川に流してしまったばかりなので、確認も出来ません








何故かそれを天才的に悟った桃の中の桃太郎は、とても困りました

｢此処で太宰さんに拾って貰えなければやつがれ、出番が無いのでは...？｣と





そこで桃太郎は台本を破り捨て、そして








｢太宰さん！いえ、お婆さん！｣








桃を羅生門で切り裂き、声の限り叫びました








｢うわぁ!?えっえっ、何で君が｣


｢如何かやつがれを拾って下さい｣


｢え...？(あれ、何か違う気がするけど...まぁいっか。面白そうだし)
うん、良いよ！｣


｢(ﾊﾟｱｯ)...有難うございます｣


｢いやいや、良いのだよ。さぁ、此方が私の家だ。来給えよ｣


｢はい｣

続いちゃったりして。→←なかゞわとまとが勝手にお話のスペースを使って叫びます、ユウカ師匠ごめんなさい

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