第四話 ページ6
「太宰です。入ります。」
私は、出来るだけ冷静にしながら、首領室のドアを開けた。
「おぉ、太宰君。待っていたよ。否、でも驚いたよ。まさか本当に戻ってきてくれるとはね。それだけ湊くんが大切という((首領。」
「瑞葉は何処に?」
首領は一瞬悲しそうな顔をして、ニヤリと笑った。
「答えると思ったかい?」
「……チッ」
「答えれば君は直ぐにでも彼女を助けて逃げるだろう?分かりきったことだ。諦めなさい。」
正直、かなり苛々していたが、首領の云う通りだった為、諦め部屋を出ようと後ろを向いた。
「太宰君。」
「何か。」
突然呼び止められて、少し怒ったように返した。
「君の部屋は、四年前と同じように用意させているから。場所も、当時の執務室と同じだ。今日はゆっくり休み給え。明日、任務を届けさせる。」
「分かりました。では。」
そう云って、部屋を出た。
「期待しているよ。太宰君。」
部屋の中から、そう聞こえた気がした。
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本編じゃ無くてすみません!1日で662hit、お気に入り登録18人、見たときは、目がおかしくなったかと思いました!本当にありがとうございます!これからもよろしくお願いします。狭いところから失礼しました。
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さき(プロフ) - 舞藤花さん» 初めまして、さきと申します!面白い作品ですね!黒の時代の太宰さん、私はすきです!なので、この作品はもっと好きです!更新、待ってます! (2017年6月12日 1時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花(プロフ) - 舞藤花の知人さん» ありがとです。頑張って更新しまーす! (2017年5月7日 23時) (レス) id: 0af34b2bc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花(プロフ) - 和さん» コメントありがとうございます!!期待に答えられるよう頑張ります。 (2017年5月7日 23時) (レス) id: 0af34b2bc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花の知人 - 流石舞藤花、読んだぜ。こんど語ろう 更新待ってる(°∀°ゝ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 9345d0f9f5 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - これからの展開がとても楽しみです!!更新楽しみに待ってますね! (2017年5月7日 20時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞藤花 | 作成日時:2017年5月7日 1時