第三話 ページ5
太宰side
私は、さっきのことを思い出しながら、歩みを進めていた。
ーーーーー
プルルルルルル
「あ、電話。こんな時間に誰だろう。」
電話がかかってくる予定なんて無かったものだから、少し驚きつつ、電話に出た。
「はい、太宰ですが。」
「あ、突然御免ね、君に少し用があったから」
なっ……!何で森さんが電話なんて……
そう考えていると、森さんはとても驚くことを口にした。
「太宰君、ポートマフィアに戻ってきなさい。」
はっ?何で今更…、しかもこんな突然に…?
「突然どうしたんです。私は戻るつもりは((瑞葉君を人質に取った。))はい?意味が……」
「そのままの意味だよ。戻ってこなければ、彼女の首が飛ぶだろうね。」
……ッ!
瑞葉は私の元恋人だ。まあ、別れたとはいえ、私はまだ好きなのだけれどね。其れを知っていて森さんは……流石森さんか。
「分かりました。今すぐに向かいます。」
「あぁ、待っているよ、太宰君。」
ーーーーー
はぁ。矢張森さんには敵わない、と言うことか。まあ、仮にも私の元師匠だしね。仕方ないか。にしても、乱歩さんも流石だ。あれだけの会話で解るなんて。きっと今頃は、乱歩さんが皆に真実を話している頃だろう。
却説、もうそろそろ着くな。あれ?ま、まさかあれは…、
「来たか太宰。遅かったじゃねーか、首領が首を長ーくして待ってるぞ。にしても、手前がポートマフィアに戻る日が来るとはな、折角手前の顔を見なくて済んでいたってのに。何で」
コツコツ……
私はもちろん無視して、首領室に向かった。
「何で━━━━━━━━━……!」
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さき(プロフ) - 舞藤花さん» 初めまして、さきと申します!面白い作品ですね!黒の時代の太宰さん、私はすきです!なので、この作品はもっと好きです!更新、待ってます! (2017年6月12日 1時) (携帯から) (レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花(プロフ) - 舞藤花の知人さん» ありがとです。頑張って更新しまーす! (2017年5月7日 23時) (レス) id: 0af34b2bc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花(プロフ) - 和さん» コメントありがとうございます!!期待に答えられるよう頑張ります。 (2017年5月7日 23時) (レス) id: 0af34b2bc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花の知人 - 流石舞藤花、読んだぜ。こんど語ろう 更新待ってる(°∀°ゝ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 9345d0f9f5 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - これからの展開がとても楽しみです!!更新楽しみに待ってますね! (2017年5月7日 20時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞藤花 | 作成日時:2017年5月7日 1時