第十話 ページ13
ポートマフィアに戻って一ヶ月経過
中也side
「ったく、何で俺が太宰に資料なんか届けなくちゃなんねーんだよ！」
俺は思わず廊下で叫んでしまい、部下にチラチラと此方を見られている、ということを気にせず、太宰の部屋に向かっていた。
「おい太宰！いるか……って、居ねーのかよ……」
今日は運が良いな、と心のなかで考えながら、資料を置いて、外に出ようとした。すると突然
ﾌﾟﾙﾙﾙ
突然、太宰の部屋の電話がなった。無視しようかとも思ったが、大事な連絡だったら困るから、電話に出た。すると、それはとても意外な人物だった。
「おい太宰！やっと電話番号を突き止めたぞ！早く探偵社に戻れ！太宰、聞いてるのか？」
それは、探偵社の国木田だった。
「あー、どうやって電話番号を突き止めたのか聞きたいところだが、まあ良い。太宰なら、今はいない。その内戻るとは思うが。」
自分が驚くほどの冷静さで、答えた。
「その声は、真逆中原中也か！何でお前が太宰の部屋にいるんだ。お前らはお互いを嫌っているんじゃ無かったのか？それなのに何故!?」
「俺だって来たく無かったんだよ！それより、何のようだ。」
怒りを抑えながら、尋ねた。すると、まあ予想通りの答えが帰ってきた
「当然だろう？太宰を探偵社に連れ戻すためた。」
「はぁ。矢っ張りか。なら、諦めるのが、身のためだ。」
「何故？」
「それは……」
「もう、探偵社にいた頃の彼奴の面影は、完全に消えちまったからだよ。」
続く
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さき(プロフ) - 舞藤花さん» 初めまして、さきと申します！面白い作品ですね！黒の時代の太宰さん、私はすきです！なので、この作品はもっと好きです！更新、待ってます！ (2017年6月12日 1時) (携帯から) (
レス) id: 5d9e9332dc (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花(プロフ) - 舞藤花の知人さん» ありがとです。頑張って更新しまーす！ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 0af34b2bc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花(プロフ) - 和さん» コメントありがとうございます!!期待に答えられるよう頑張ります。 (2017年5月7日 23時) (レス) id: 0af34b2bc7 (このIDを非表示/違反報告)
舞藤花の知人 - 流石舞藤花、読んだぜ。こんど語ろう 更新待ってる(°∀°ゝ (2017年5月7日 23時) (レス) id: 9345d0f9f5 (このIDを非表示/違反報告)
和(プロフ) - これからの展開がとても楽しみです！！更新楽しみに待ってますね！ (2017年5月7日 20時) (レス) id: 70dae8966d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：舞藤花 | 作成日時：2017年5月7日 1時
