眠気よ、覚めて！【食満留三郎】

冷や汗から　の段 ページ5

私が忍術学園に潜入捜査として潜り込んで、早５年。


あと一年で私は忍術学園を卒業し、長期にわたったこの任務を終える。


この時をどれほど待っていたか……。


早朝、忍術学園に到着した。


まだ他の生徒は来ていないようだ。


まあ、早朝だからな…


門の前には…


なぜかくノ一教室の先生、山本シナ先生がいた。


そして話しかけられた。


シナ「…！あ！Aちゃん！！良かった、早く来てくれて！」


A「シナ先生、おはようごさいます」


シナ「おはよう」


シナ先生はにっこり笑う。


だが私は笑わない。半目の真顔だ。


どうせ、私はあなたたちを裏切るから。


愛想なんて使わない。


…いらない。


A「じゃあ、長屋に行くので」


シナ「ちょっと待って！！」


A「…なんですか？」


シナ「学園長先生がお呼びなの。」


A「私をですか？」


シナ「そうよ」


A「…どうしてですか？」


何だろう…？


…まさか！潜入捜査のことがバレたんじゃ…！


だとしたら…





やばい…

かなりやばいぞ、これ…！


シナ「私はわかるんだけど…とりあえず、話は学園長先生のところでするから…」


もったいぶんな…！！イラ…。


A「…はい。では、荷物を置いてすぐ行きます。」


Aは走って長屋に自分の荷物を置き、



一応備えておこう…



苦無と手裏剣を隠し持った。



どうしよう…先生総出で襲い掛かってきたら…


私は今までタソガレドキ忍者として、


たくさん人を殺してきたけど…


一人でプロ級の忍者相手にしたことはない…！


だからと言って行かないと、もしも違う用だった時に


怪しまれては困る……


どうしよう…どうしよう…！！


Aは大量の汗を流す。


怖い…。


新学期早々死ぬかも知れない…。



怖い…。



でも…


行かねば…！！

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なんか読みにくいですね…。


ていうか、食満オチなのにまだ食満くんが出てきてない…！


すいませんちょっと待っててください(汗 うぅっ…

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