玖蘭家の最高傑作２.呪術廻戦

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僕は少し怖くなって唾を飲み込んで聞いた



「何が起きたの？」


枢
「視えた未来より

もっと酷い事が残酷な出来事が起きた」




僕は息を飲んだ

未来を変えようとしたら悪化したってことだよな
確かに秘匿すべき情報だ
もし部外者に教えて、そいつが勝手に行動して
視えた未来より悪化したら困るのは玖蘭だ



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でも、そんなに凄い未来眼が副産物？なんでだ？
そっか枢の左眼は“神眼”だった
神眼を作る過程で出来たのが未来眼なのか？
えっ 待って
枢の左眼は神眼であって“未来眼”じゃない
誰が持ってるんだ？



枢
「それから玖蘭家は未来眼で視えた未来は

直系の中でも限られた人物しか知らないよ



って言っても

今は私と煌龍と星煉しかいないけど

因みに持ってるのは煌龍だよ」



「今回の未来はいつ視えたの？」



枢
「ん〜半年前くらい？


未来が視えてから起こるまで長い時もあるし

何時間後っていう時もあるよ」



そっか......



「未来眼について僕に教えて良かったの？」



遅かれ早かれ、おかしいなって
思って聞いたと思うけどさ



枢
「未来眼の存在を知った所で

悟に何か出来るわけでもないし


いいかな〜って思った」




「出来る範囲で教えてくれてありがと」


枢
「ううん、全部教えれなくてごめんね....」


「気にしないで、秘匿ならしょうがないよ」


枢
「それでも、ごめん」




枢が悪いわけじゃないのに
こんなに何回も謝って
悪いのは先祖なのに


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