鬼殺隊の史上最年少の天才剣士は、トリップ少女

6度目の人生 ページ9

収穫はまぁまぁだった。


あの後は大変だったなぁ…


突然泣き出してしまったせいで父は慌てふためくし、母は父を責め立てるしで私は苦笑を浮かべた。


でも、いい家族だなぁ…



心が温まっていくのを感じた。
もう何年もそういうことを感じなかったのに。

やはり、鬼滅の刃の世界には優しい人達が沢山いるんだなぁ…



『とりあえず、今は原作の数年前だというのがわかった。』


まず初めに助けないといけないのは悲鳴嶼さんのところかな。



獪岳くんがいつのタイミングで鬼になるのかが全く分からないのが辛いな。
あの子に至っては定期的に様子を見るしかないか…


その次は錆兎、義勇のところ。
そして同じ年に胡蝶家。

その翌年に不死川家。



今は原作の数年前だから手鬼はもう藤襲山にいる。

つまり私が義勇たちよりもはやく選別を受け、手鬼の首を落とす。


今私は5歳。
あと１ヶ月で6歳になる。
6歳になったら最終選別に行こう。


それまでに技や常中を極める。
出来れば痣も出したいし、透き通る世界も見れるようになりたいが流石に無理があるか……


痣や透き通る世界は見よう見まねでは出来ないからなぁ…



『まぁ、とりあえずやりますかぁ！』

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