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43度目の人生 ページ48

その後まもなく、みんながそろそろと上がり始め、布団や枕を持って悲鳴嶼さんの部屋に集まる。


『ん?どうしたの?』



勇「今日は先生と一緒に寝たいんだ!」


私の問に答えてくれたのは坊主頭の元気な勇人くんだった。


あぁ、それでと納得したがさすがに子の人数が悲鳴嶼さんの部屋で一緒に寝るのは無理がある気がする…


『あぁ、じゃあ分かったよ。みんなおいで、大広間に案内したげる。そこで寝るといいよ。』



私を先頭に子供達が悲鳴嶼さんを支えながら着いてくる。


少し歩けば大広間につき、そこに子供たちは布団を並べていく。


私は案内が終わったからと部屋を出ろうとするが、子供たちにとめられる。



子達「「「え、一緒に寝てくれないの?」」」


そして本日2度目のうるうるした目を向けられる。


私は断る理由もないし、二つ返事で了承し自分の部屋から布団を持ってくる。


もちろん隣は紗夜だ。



私は紗夜に布団に引っ張りこまれ、そのまま一緒にぬくぬくと温もっていれば、頭に枕が飛んでくる。



『ぶべっ』



源「あ!ごめん!!」


勇人くんとは別の坊主源太くんが元気な声で謝ってくる。


上体を起こせば子供たちによる枕投げがコングを鳴らし、開催されていた。



『ふふっ、源太くん?よぉくも私に当ててくれたねぇ。覚悟しな?』


ぼんっと枕を投げつければ私と同じように源太くんの顔に当たる。


それが火蓋となって枕投げ大会はもっと加速する。


私はそんな中悲鳴嶼さんの元へ行き、飛んでくる枕を全て投げ返す。


そのうちひとつをキャッチして悲鳴嶼さんにパスする。



『悲鳴嶼さんもどうです?』



悲「いや、私は……」


『あはは、冗談ですよ!傷開いたらどうするんですか』



そう笑い飛ばせば、悲鳴嶼さんから南無と手を合わされた。



『え、私死んでませんよ!?』

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麗夜(プロフ) - 梅干し太郎さん» 好きですって言ってもらえてすごく嬉しいです!!はい!これからも頑張ってきますのでよろしくお願いします! (2020年5月12日 6時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - この作品好きです!頑張ってください! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 15eefd5e4e (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 藍さん» はい!更新頑張ります!自分が書いた夢小説を面白いと言って貰えるのすごく嬉しいです!ありがとうございます (2020年5月4日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
- 更新楽しみにしています!面白かったです!! (2020年5月4日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - スノームーンさん!!こちらの作品も読んで頂いてるとは…!!嬉しさの極みです!こちらの更新も頑張るので是非読んでください! (2020年4月30日 1時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年4月16日 8時

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