鬼殺隊の史上最年少の天才剣士は、トリップ少女

36度目の人生 ページ41

『炎柱様、お手伝いありがとうございました。今度何かお礼を持っていきますね。』


そう言ってぺこりと頭を下げたら、大きな手が私の頭を乱暴に撫でる。



『えっと？』



愼｢いつでも来い。嫁が娘も欲しがっていたから、きっと喜ぶ。｣



嫁って瑠火さんだよね。


瑠火さんは確かご病気で亡くなられて…


私の前世の記憶があれば、なんとかなるだろうか。


一応小さい頃から死にものぐるいで医学の勉強はしてたんだ。


ここで通用するかは分からない。



でも、助けられるなら。



私は1人でも多く助けたい。



『はい！今度何か持っていきます！娘も、ということは息子さんがいらっしゃるんですか？』



愼｢あぁ、杏寿郎と千寿郎だ。上が今11歳で、下が今度の誕生日で4歳になる。｣



へぇー、千寿郎くんは13歳だったんだね。


原作では年齢書かれてなかったから、初耳だ！



てか、4歳って今絶対可愛い盛りじゃないですか！



『近日中に遊び…ｺﾎﾝ)お礼へ伺いますね！』



愼｢あぁ、いつでも遊びにこい。｣



あら、遊びに行きたいのバレてしまった…


愼寿郎さんは、私の頭をひと撫でしてから帰って行った。

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