神様って存在するらしい ページ3
?「いやぁ、派手にやらかしたね。君の体ぐちゃぐちゃだよ。見る?」
真っ白な空間に突然現れた綺麗な男の子。
『誰。』
神「え、神様。見てわかるでしょ」
『見てわかったら一々聞かない。』
神「ふーん。というか君の親って薄情だね?娘の葬式せずに火葬だけするって。」
そう言って神はパチンと指を鳴らし、モニターらしきものを出した。
『いいんじゃない?もうあれは使えないんだから必要以上にお金かける必要ないでしょ?』
冷めた目で自分の体が焼かれるモニターの映像を見る。
神はきょとんとして、吹き出した。
『汚い、唾が飛んできた。』
神「ふっ、ふふふごめw君さ、自分に無頓着だね?初めてだよ、君みたいなタイプの人間。面白いなぁwこれだから神様はやめられない。」
『そう、で?私はいつまでここに居るの?』
神「えぇ?そうだなぁ。あ、君が好きっだった鬼滅の刃?の世界で君にはもう一度人間として人生をやり直してもらおうかな。」
その言葉で彼女の無表情が崩れる。
『は?なんで。ふざけないでよ。』
神「あははっ最高だね、君。君のその表情が見たかった。ほんとはね、自 殺者は地獄行きなんだよ。罰のためにね。」
神がそう言って指をさしたモニターに映ったのは苦しむ人間達の姿だった。
(ここが地獄……)
神「でもさ、でもさ!君を地獄に送ってもこんなにいい表情つくらないでしょ??君にとっての地獄を僕は君に送りたい。」
『……それで?』
神「楽しませてよ!退屈なんだよ、神様って。今から鬼滅の刃だっけ?その世界に送ってあげる。僕はそこで人間っぽい君がみたい。」
そう言う神の顔は歪んでいて、人間ではないんだなって実感をさせられる。
人間らしい私。そんな自分になれるのか少々疑問ではあるが神が決めたことだ。覆すことはきっと出来ない。私は大人しく従うことにした。
『いいよ。あなたを楽しませられるかは知らない。でも私がもう一度ここに来た時、あなたが楽しいと満足したな私を輪廻の中から外して。』
神「ほんっとに君は面白いなぁ。いいよ、君の言うこと聞いてあげる。ほら、僕を楽しませて。」
私の視界はそこで暗転した。
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麗夜(プロフ) - 梅干し太郎さん» 好きですって言ってもらえてすごく嬉しいです!!はい!これからも頑張ってきますのでよろしくお願いします! (2020年5月12日 6時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
梅干し太郎 - この作品好きです!頑張ってください! (2020年5月11日 17時) (レス) id: 15eefd5e4e (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - 藍さん» はい!更新頑張ります!自分が書いた夢小説を面白いと言って貰えるのすごく嬉しいです!ありがとうございます (2020年5月4日 23時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
藍 - 更新楽しみにしています!面白かったです!! (2020年5月4日 22時) (レス) id: fbeba8bbe8 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜(プロフ) - スノームーンさん!!こちらの作品も読んで頂いてるとは…!!嬉しさの極みです!こちらの更新も頑張るので是非読んでください! (2020年4月30日 1時) (レス) id: da3d507f78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麗夜 | 作成日時:2020年4月16日 8時