漆話 ページ10
はいまた私視点だ。
あれ？
今私は何を言って…?
今は夜。
私は万世極楽教の建物を出た後、少し散歩してからから帰った。
…いや、少し違うな。
正確には、帰ろうとした、だ。
帰ろうとして来た道をまた引き返し、家までの半分の道のりを歩いた位の時だった。
目の前の家の上から、人が落ちてきたのだ。
家の上。
……………ゑ?
屋根を越して飛んでる……
その人は、見事私の目の前に着地した。
顔を上げたその人と、目が合う。
イヤァ”ーーーーーーーーｯｯ!!!(汚い高音)
目が!!目がこわい!!!!
目の焦点あってない!!
めっちゃギョロギョロしてるうぅぅぅ!!
変な髪の色だしぃ!!
「む…？こんなところに人がいるとは!
よもや! 鬼か!?」
………へ?
鬼?
それ、あの少年にも言われたよ?
そんなに私怖いの?
見ず知らずの人間に言われる程?
そろそろ泣くよ私?
って、その前にこの人の誤解?を解かなきゃ
『私は鬼などではありませんよ。
まあ、たまに鬼みたいだとは言われますが…』
「そうか!すまなかった!!!」
『いえいえ』
しかし、男は私の言葉を受けてもなお、考えているようだった。
え?なんで分かったか?
そんなの男がこっちを見つめてくるからだよバカヤロー!!!!!
なんで見つめてくんの!?
その目で見つめられるのめっちゃ怖いんですけどぉ!?!?
あっ、よく見たらその服あの少年と一緒ですねそうですね。
その服着ている人は皆頭おかしくなる呪いでもかけられてんの!?!?
よし、見られているのに真顔だと誤解されるから、微笑んどこ。
ニコッ
「(よもや!目が笑っていない!!
この人は鬼では無いと言っていたが、
鬼の存在を知っていた！
この人は鬼なのではないだろうか!!!)」
ん………?
刀を構え始めたぞ……?
なんで?
えっ?なんで???
あっ、私の向こうに何か気にくわないものでもあったんですね分かりました。
今度は私を見据える。
えっえっえっ???
え?????
「もう一度聞く!!!
お前は鬼か!!!!」
いやだから鬼じゃないって!
何回言えばわかるの此奴ら!!!
そろそろ怒るよ?
Aちゃんおこだぞ?
『鬼では無いと、何回言えばわかるのだ……!』
うおっ、初めてこんな低い声出た…
あっ、相手は……?
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このの(プロフ) - 続きはないの？ (2021年6月9日 22時) (
レス) id: 2da73a2d31 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください〜^ - ^ (2020年10月30日 0時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
脅威のセラフ - んんん？ここで終わるか？普通 (2020年10月26日 0時) (レス) id: 285d3eca52 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - あんん？た，炭治郎？？ににににに匂いどーした！ (2020年9月28日 18時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
JJI - んんー？五感組どしたー？いやどしたー？ (2020年5月28日 12時) (レス) id: 4b35f08325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白山風露、吾�� | 作成日時：2019年11月28日 20時
